admin admin Title List
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

070616_999.jpg


<日時>
 2009年6月16日(土)晴れ

<行先>
 鳳凰山 日本百名山
 
<アプローチ>
 車:東京→(3時間)

<人数>
 単独

<コース>
 青木鉱泉→中道→薬師ヶ岳→観音ヶ岳→地蔵ヶ岳→ドンドコ沢→青木鉱泉
  ※標高差 約1500m

<内容>
 月曜の時点で雨マークだった週末の天気予報も
 前々日には晴れマークになった。

 金曜日の仕事終わりになると、「明日はどこ行こうか」となる。
 ・・・とはいえ、急に計画したくても山の地図を購入する余裕はないため、
 持っているところからチョイスするしかない。

 今回は山仲間を誘う時間もないため、チャレンジングな山を選んでみた。
 山梨は南アルプスに座する 鳳凰三山だ。

==================================================
深夜2時過ぎ。
 身支度をすまし、車で家を出る。
 仕事で帰りが遅く・・眠れてない。

4時過ぎ。
 韮崎ICに着き、白んだ空の下を鳳凰三山への山道を進む。
 林道で せまく、落石多く、ぼこぼこ。 RV車がおすすめか。
 朝早いこともあってか、対向車も後続もなかった。
 070616_001.jpg

 途中2回ほど、道を鹿が歩いていて、、車が通るとびっくりして走り去っていった。

5時ちょっと前に
 青木鉱泉に到着した。
 070616_002.jpg

 自宅から3時間で来れるのか。

 青木鉱泉は江戸末期からの歴史がある、挿し鴨居造りの木造建築の宿とのこと。
 ※というのは表向きで、このあたりの宿は(山頂の小屋含めて)きな臭い話が絶えない。
  それは後のほうでチラリ記すとして・・・。

 ちなみに青木鉱泉は駐車場代を払わなければいけない。
 広い駐車場・・といっても空き地に停めさせていただくだけなのだが、750円と割高。
 まあ・・払いますけど。払えますけど。



5:08 中道コースを登りはじめる。
 沢を渡り中道の登山口へ向かう。
 070616_003.jpg

 林道歩きを20分程。
 勿論 まだ 身体には余裕があるが・・・睡眠不足で身体が重い。
 。。。。。ってか登山客いない。

5:45 中道登山口 出発
 そして、中道登山口に着いた。
 ”1800mから雪あります”の立札。 アイゼンないけど・・・大丈夫かな? 大丈夫だよな。
 070616_006.jpg


 ここから地図上は4h30minとかなりざっくりな書き方。
 高度を計測し、等高線と合わせながら進度を計りながら樹林帯を登る。
 070616_008.jpg


 登る。登る。登る。登る。登る。
 070616_013.jpg


 40分毎に5分程度の休憩を入れて登る。
 070616_011.jpg

 マイルストーンも少ないせいか(御座石しかない)とても長く感じる。
 
9:09 御座石通過。
 070616_018.jpg

 さらに登る。

 ピークが見えてきたぞ。
 070616_020.jpg


10:08 鳳凰三山特有の巨石があり、登ってみる。
 ・・・と。 青空の中にどでーんと富士山が見えた。
 葛飾北斎風の残雪模様(なんてわかりにくい表現)である。
 070616_024.jpg


 霞なくクリアに見える。空気が澄んでいるのだ。
 070616_022.jpg

 山道をさらに登ると まもなく、雪道となった。
 残雪に足がずぼずぼとはまる。
 時々 太ももまでズボッ!とはまり、「うおーーーっ!」と吠える。
 070616_026.jpg



 ここで初めて人に会う。
 下山中のパーティーとすれ違ったのだ。

 互いに雪道がどこまで続くかの情報交換をしたが、
 その中の1人は晴々とした顔で
  「今日の山頂は最高の眺望ですよ!」
 と教えてくれた。

 気がはやるじゃないの。

 どうも今日は空気が澄んでいるらしく 冬山並みに遠望ができるというのだ。
 梅雨時では珍しい日和とのこと。

10:35 薬師ヶ岳山頂に到着
 期待が高まると、力みなぎり、一気に三山の最高点である薬師ヶ岳のピークに駆け上がる。
 070616_027.jpg 070616_029.jpg

 「おおおおお!すげえ!!」

 白砂の頂上が広がり、白銀の白峰三山が眼前に現れたのだ。
 070616_032.jpg


 まず目の前に雪の北岳がででーーん!と鎮座。
 070616_031.jpg


 富士山の眺めもあいかわらず素敵。
 070616_039.jpg

 時間の流れを忘れるほど見入ってしまった。
 070616_028.jpg



 私の拙い撮影技術では伝わらないけど、写真より実際のそれは雄大ですばらしかったのである。
 雄大、壮大、、、いい山に行ったらとにかくでてくる賞賛言葉が○○大な私のボキャブラリー。
 

 山頂は砂漠かビーチのように、白い砂でおおわれ、巨石が散在していた。
 070616_040.jpg


 達成感もあり、これまでに経験したことがないような最高の山頂。
 070616_038.jpg

 
 尾根づたいに三山の二つ目、 観音ヶ岳を目指して歩きだす。
 070616_041.jpg

 空気が住んでいて、歩きながら横をみると、、、下界の田畑がクリアに見える。
 070616_044.jpg
 
 観音ヶ岳が近づいてくると、その向こうの甲斐駒も景色にはいってきた。
 070616_045.jpg


11:20 観音ヶ岳山頂に到着
 070616_046.jpg

 登りの疲れと、空気も薄いせいか、ちょっとした登りも足が重い。


 振り向けば富士山。
 070616_047.jpg

 前方にはオベリスクが個性的である地蔵ヶ岳山頂が姿を現した。


12:55 地蔵ヶ岳山頂に到着
 070616_052.jpg

 甲斐駒の勇姿と、遠く北アルプス、中央アルプスが見える。
 070616_050.jpg

 槍ヶ岳、穂高は、その特異な形状から判別することができた。
 オベリスク、賽の河原の地蔵をみて、西遊記のロケ地っぽいような景色だなと思った。
 070616_053.jpg


 さて、、、下山だ。
 登山が長いように、下山も長いのだ。
 明るいうちに戻れるか?が問題だ。

 地蔵ヶ岳直下は砂状で富士山の大砂走りの走法で駆け下りる。
 070616_055.jpg

 振り向いて オベリスクにお別れ。 まだ青空なのに。 名残惜しい。。
 070616_056.jpg


13:15 鳳凰小屋着
 ここで水を補給する。雪解け水で大変おいしい。
 この山小屋には昔からいろいろ良くない噂(というか知人からは事実と聞かされてきた)が
 されていて・・・ 山の自然はいいのに、、、残念な山である。

 簡単にいうと 鳳凰小屋と御座石鉱泉の兄弟経営者による競合潰し目的の悪質な妨害、客引き
 が行われている。
 商売敵の登山道に糞尿を撒いたり、コース状況を偽ったり、、幼稚で・・非常に悪質である。

 私の知合いからも・・いろいろと不条理な体験談を聞いた。最近は苦情のせいか・・
 鳳凰小屋は改善がみられる様子もあるが、尚も御座石鉱泉での体験については、
 ひどい話ばかり知人から入ってくる。要するには 金を落とさない登山者に対する扱いがひどい。
 
  <下記ページの『ドンドコ沢の悪路風評』参照>
  http://www.ttn.ne.jp/~s_nabe/tozan/04/0412houo/houo.htm
  鳳凰小屋で検索すると待遇の悪さがいろいろとヒットする。
  この山がいまいち人気のない理由がこれだと言う人もいる。
  百名山から除外して欲しいという人もいる。

 と・・・話は横にそれたが・・・ ここから本格的に下山がはじまる。
 上のような認識あるため、御座石鉱泉には下りたくない。

 ドンドコ沢という沢沿いを下山する。
 070616_062.jpg

 寝不足もたたったのもあるが、ここからの下山が 肉体的にも精神的にもとてもきつかった。
 途中に4つの滝があるが、2つしかみる余裕はなく、いっきに駆け下りた。
 070616_064.jpg

17:00頃「幻覚」が見えた。
 幻覚を見たのは生まれてはじめてのことで、、
 これが幻覚かと、、自覚しながらも・・・何度もみた。
 (酒飲んだときに 俺は酔ってるなと思いながら、おかしな 行動をしてしまうのに似ている)

 すこし先の山道に下山客が座っているなと思うと、、、石で。
 老婆が座っていると思って、2,3歩 歩いてまた見ると
 そこには何もいなくて、黒い木が獣にみえて飛び下がったり、
 あげく、遠くに見える工事の旗が ダンスの練習をしているジャージを着た若者に見えた。

 眼をこすってもなにしても”人”にしか見えないので。
 この辺に住んでいる人なのかな?・・・と・・

 ようは見間違えなのであるが、普通の間違いと違うのは ”はっきり見える” ということ。
 長距離運転をしているドライバー等が幻覚を体験することがあるというが、
 それと一緒なのである。

17:30 青木鉱泉着
 地図上のコースタイムは総行程12時間(休憩時間含まず)。
 それを12時間半で歩いたことになる。実際は休憩時間をとっているから、
 基準タイムより30分ぐらい早く歩けたことになるか。


 <おまけ動画>
 薬師ヶ岳頂上から360度ビュー
 鳳凰三山 薬師山頂


■温泉:韮崎旭温泉
 帰りは「韮崎旭温泉」に立寄った。
 http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/nirasaki_asahi/nirasaki_asahi.htm

 ここ・・良泉である。 源泉100%かけ流し。
 泉質は勝沼の山口温泉に似て、炭酸水素塩泉。
 気泡が背中をくすぐる。湯色はエメラルドグリーンで美しい。 
 ぬるめだが、湯冷めするほどのぬるさではなく、気持ちよく長時間漬かれる。
 私は湯船につかりながら、眠ってしまった。
 070616_066.jpg

 温泉を出て サイドミラーをみると 夕焼け空に鳳凰山が映りこんだ。
 070616_068.jpg
スポンサーサイト


















管理者にだけ表示を許可する



| HOME |


Copyright © 2017 山みしゅらん, All rights reserved.






上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。