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<「大朝日岳 1日目:竜門小屋で宴の夜★★★」から続きます>

2日目:竜門小屋→大朝日岳→小朝日岳→日暮沢登山口

 2日目は朝から雨だった。
 とはいえ、予報通りである。

 予報では朝方のみ雨、午後からは晴れる・・・とのこと。


 昨日 宴を共にしたYさんが先に小屋を発った。


 私も小屋番さんに挨拶と連絡先を手渡し、小屋を発った。
 (小屋番さんが冬山遊びに私が初心者というのを承知で、お誘いいただけるとのことで・・)


8:00 竜門小屋出発
 風は弱まったが、まだ雨が早々に晴れてくれよと祈りながら小屋を発つ。
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 視界はガスで遮られて目の前の道しか見えない状況。
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9:13 西朝日岳山頂 到着
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 雨は小康状態だったが、まだガスが取れない・・。
 この先、遅くても大朝日岳山頂に着くまでには 晴れることを祈って歩をすすめる。


 錦繍の秋。
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 西の空が明るくなった。もうすぐ低気圧が抜ける。
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 大朝日岳が近づくと、一瞬 風がビューッと強く吹いて、気がついたら天気が一転。
 青空と強い日差しが現れた。
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 山ならではの魔法のような天候転換。

 そうそう。
 晴れの前触れの風とか、雨の前触れの風とか、山に戻ってきたなっていう懐かしい感じがする。
 私だけだろうか。

 こんなところを歩いていたのか。
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 気がつけば、大朝日岳とその手前の避難小屋も目の前に。
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 手前の避難小屋にザックをデポして、大朝日岳に登る。
 大朝日小屋には何日も停滞して写真を撮影されている方がいた。
 紅葉が魅力の山なのだなと改めて認識。

11:00 大朝日岳 山頂
 山頂は四方が展望でき、達成感も混ざって とても気持ちがいい。
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 山頂で先に小屋を出られたYさんに追いついた。
 写真を撮り合いっこする。

 なんだか昨夜が濃い夜だったこともあり、同じ山、同じ日の素晴らしさを共有したということもあり、
 年齢のギャップを超えて仲間のような意識が生まれてしまう山の出会いの不思議。

 順番がかなり逆だけど、
 簡単な自己紹介をお互いにして「またどこかの山でお会いできたらいいですね」と挨拶を交わし、
 お別れをする。
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 これから向かう 小朝日岳 方面。
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 まだ雲が多い。
 晴れたらこの先に飯豊連峰が見えるそうだ。

 写真は見づらいが、奥のほうに山頂が少し尖った山が見える。
 三百名山の祝瓶山。
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 地図を見ると、、なかなかに山深いところに位置しており、大朝日岳から祝瓶山まで
 縦走するのもなかなか面白い旅となりそうである。 よし。いつか・・。

 ひとしきり 山頂の空気を楽しみ、発つ。
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 大旭岳を振り返りながら。
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 先へ進む。
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 それにしても平日登山のなんと静かな事か。
 すれ違う登山者も片手で数えるほどで、 この日も朝日連峰を独り占めしたかのような山歩きを楽しめた。

 10分ほども歩くと小朝日岳が見えてくる。
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 稜線の紅葉が鮮やかだ。
 何度も立ち止まり、シャッターを切る。
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 幸せです。
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 小朝日岳。
 岩壁の紅葉がこれまでと違う種類の紅葉を楽しませてくれる。
 これは美しい。。
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 拙い写真のせいもあるが、写真よりも実物は何倍も鮮やかで美しい。

 日暮沢に下りるには小朝日岳を登らずに巻いて帰ることができる。
 この日の登山も中間地点なので、体力的には巻きたくもなる時間帯であるが、、、

 小朝日の色付き具合をみると、登らずにはいられない。。



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 紅葉に見とれながら、
 ゆっくりと急登を登る。

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 急登をクリアすると、少しだけ緩やかになる。
 まだか山頂!
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 振り返ると、大朝日岳の眺望、遠近の紅葉が素晴らしかった。
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 もうすぐ小朝日岳。
 簡単に登れると思っていたので、じれったい。
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 斜面の紅葉が鮮やか。飽きないです。
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12:45 小朝日岳 山頂到着
 写真を撮っていたこともあり、予定より30分ほど遅い山頂。
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 この山頂からの大朝日岳は美しかった。
 大朝日岳、たおやかな山である。
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 小休止していると 朝日鉱泉に降りられるYさんとまたも合流。
 お別れの挨拶をしたのにまた会う・・となんか気まずいので、互いに苦笑い。

 しかし、何かの縁があるのだろうか。
 ますます どこかの山で再会できたらいいなと思った。

 「今度こそ お別れですね。 お気をつけて!」

 挨拶を交わし私は日暮沢方面へ、Yさんは朝日鉱泉方面へ降りていく。



13:27 古寺山 山頂
 古寺山で稜線も終わり、ここからは本格的な下山道になる。
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 朝日連峰の眺望もこれが見納めだ。
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15:30 日暮沢登山口
 車には紅葉した落ち葉が何枚か山からのお土産のように降りかかっていた。
 高速を走りながら一枚 二枚と降り落ちていき、なんとも寂しい。




 二日間の短かい期間ではあったが、まずまずの充実した登山だったと思う。
 またいつか再訪したい山となった。



=====================

 帰り道。

 竜門の小屋番さんに勧められた温泉に入ろうと思ったが、場所がわからず、、、残念ながら諦めて
 高速に乗ってしまった。


 福島西ICで降りて、下道 15kmを突っ走り、、高湯温泉共同浴場「あったかの湯」へ。
 いつもの利用時と異なり、平日ということもあって林業をされている地元の方たちで賑わっていた。
 私は一目で他所者とわかるようで、ジロジロと見られてしまった。


 250円で乳白色のかけ流し極上湯を楽しむ。

 今年は山の実が不作で、熊や猪が多く里に出没しているらしい。
 かといって、保護の風潮もあり駆除もままならないとのこと。
 愛する故郷を離れたいという者まで出ているそうだ。

 震災や動物愛護、自然保護の話いずれもそうだが、
 こうやって生活をかけて働いている人達の生の話に触れると、
 現実を見もしないで批判ばかりする事の無責任さ浅はかさを認識する次第だ。
 「エベレストに登りたいと思う人と、登ろうとチャレンジする人には天地ほどの差がある」
 昨夜の小屋番さんの言葉を思い出しながら帰路についた。


 久しぶりにシンプルに「山登りって楽しい」と思える山行だった。
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すんばらしいですね!!!また行きたいなぁ
【2012/10/21 18:00】 URL | mimi #z8283xuI[ 編集]
いやぁ~、いい山行されてますね。
紅葉も素晴らしいし、竜門小屋の夜の宴にも釘付け(笑)

朝日や飯豊は行きたくてなかなか行けない山の筆頭でありますが。
また行きたくなっちゃいました♪
【2012/10/22 00:45】 URL | まきchin #-[ 編集]
紅葉真っ盛りの朝日連峰、素晴らしいですね。天候の回復も劇的です。
ぽっかさんと同じように、私の縦走も最後のピークになかなか着かなかった記憶があります。
ようやくたどり着いた小朝日岳の山頂で、先着の登山者がタバコを吸いながらあたりに捨てられていた吸殻を拾い集めていました。当時私は喫煙者は非常識な人が多いと毛嫌いしていましたが、何て素敵な光景だと清々しい気持ちになりました。

この週末、奥秩父の秘境(笑)和名倉山を歩いてきました。朝日連峰には及びませんが、紅葉がきれいで、奥秩父の山々はもちろん、白峰三山や浅間山まで見えて、良い山旅でした。
【2012/10/22 08:20】 URL | ねも #tnzvu2vM[ 編集]
>mimiさん
コメントありがとうございます。
何年か前にmimiさんやatsuさんも行かれてましたよね。
私も ようやく行けました。ずっと私の中で「宿題」でしたよ。。

しかし、、、、遠いですね。(>_<)



>まきchinさん
コメントありがとうございます。

出がけに まきchinさんの過去紅葉記事をみていて
焼石や船形山も行ってみたいなあ・・と思いを巡らせていました。

ちなみに、まきchin隊とはブログで見知る前の2008年の秋に、
八甲田に1週間違いでニアミス(というほどでもないかもですが)
してたようで、不思議な感覚でした。




>ねもさん
コメントありがとうございます。
ゴミ拾いのお話、いいお話ですね。
私がマナーで思い出すのはいつも飯豊の酔っぱらいに
絡まれた等の負の話ばかりで。笑
美談の方はなかなか記憶に残りずらいという性格の悪さを
晒すようでお恥ずかしい。。

和名倉山は近くて遠い山ですね。
私も近くに登ってみたいお思っているのですが、
紅葉がおすすめとあれば来年チャレンジしたいですねえ。
【2012/10/22 12:22】 URL | ぽっか #M.tOjyag[ 編集]
最高級の紅葉に山での出会い、素敵な宴・・・
素晴らしいですね(^_^)

私には10年後・20年後でないと行けない山なので、
今はぽっかさんの写真で行った気分になっておきます(笑
【2012/10/23 10:03】 URL | しょもも #-[ 編集]
>しょももさん
コメントありがとうございます。

10年後に行けるのであれば、
山は残っているはずなので大丈夫と思います!

山屋さんは年中山に関わっていて羨ましくも思いますが、
羨ましく思うけれど、あの領域に達したいと本気で思っては
いないとも思う私です。

ある程度山との距離があるからこそ、
「趣味」として楽しめるのかもしれません。


【2012/10/24 07:35】 URL | ぽっか #fa7VEvUA[ 編集]
昨年、竜門小屋から小朝日まで同行となった湯澤秀行です。
その節は、お世話になりました。昨年、朝日連峰から下山後、直ぐ、山ミシュラン(ジャンダルム・西穂高)を拝見しました。写真上手ですね。(ジャンダルムがすごい迫力です。今日、再度、アクセスしたら、当方(Yさん)のことが記載されているので、嬉しく拝見させてもらいました。特に、前夜の宴会部分は面白いですね。遠藤さんの独壇場となった山の話について、適切な表現に笑いました。文才ありますね。
さて、昨年、当方のところにも、竜門小屋管理者の遠藤さんから冬季山行のお誘いメールを頂きました。当方の実力以上の内容のため、辞退しましたが・・・。今年、200名山をほぼ(あと、20山程度)、完j登する目途がつきそうです。それで、来年から何を目標にしようかと悩んで、海外登山を始めることに決めました。そのため、今年の10月体育の日前後に、竜門小屋に行き、遠藤さんのアドバイスを乞う予定です。今度は冬季山行にも参加するつもりです。
ぼっかさんともまた、再会できたらと思います。
仕事にやり繰りがついて山行が決まったら、ご連絡ください。
万難を排して、予定に合わせます。

PS
「握手」入力の後のコメント入力欄にも、ほぼ同内容のコメントを書き込みました。念のため、この欄に再入力しました。悪しからず。
【2013/09/01 17:02】 URL | 帰りを急ぐ同行の士(湯澤) #-[ 編集]
晩酌と同行の士、一期一会の湯澤さん!
一ヶ月も前にコメントいただけていたのに気づきませんでしたっ。
申し訳ありませんっ!!!

秋山を考えていたら、、朝日連峰が頭に浮かび、
そして遠藤さんのことを思い出し、、、、
先ほどメールを交わし、、懐かしんで自分の記事を読み返し・・・
そして今、湯澤さんのコメントに気づいたというコンボぶりでございます。


いや実は昨年お別れした際に、ブログ名お知らせしたので、
訪問してくださるのでは・・・・と首を長くして?待っておりました。
もうすっかり再会は無理かと諦めていましたので、
思っても見ないプレゼントのようなコメントです!
ありがとうございます!


文才・・など恐れ多いお言葉を・・。
30代の国語力とは思えぬ拙さで・・お恥ずかしい限りです。

それにしても 湯澤さん。
200名登山まであと少し・・凄いです!
達成間近ですね。
そして海外登山ですか。
あの夜もお話されてましたよね。
むーん、羨ましい。
お土産写真を宜しくお願いします。
で・・・遠藤さんに相談ということは、、、ネパールエリアですか!?
うーん、うらやましい。。。

万難排してなんて、もったいないお言葉です。
こちらこそ、是非 どれか1つでもご一緒させてください。
ご連絡いたします。


体育の日前後に竜門小屋ですか・・。
遠藤さんのメールによると、14日小屋締めということでした。


そうそう。
私も今年こそは冬山山行のどれかに参加するぞと
意気込んでいますよっ!

とにかく、メールいたします!!
【2013/10/09 01:10】 URL | ぽっか #fa7VEvUA[ 編集]














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