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<日時>
 2012年5月20日(日) 晴れ

<行先>
 船形山(宮城) 二百名山

<アクセス>
 車:東京→(東北道)→大和IC→[1h20min]→旗坂野営場 6.5hぐらい

<人数>
 単独

<コース>
 旗坂野営場→[升沢コース]→升沢避難小屋→蛇ヶ岳付近→船形山→升沢避難小屋→旗坂野営場[標準CT:8h、実績:7h(休憩込み)]

<内容>
 農を営む父母を手伝わんと、実家の宮城県栗原市に帰省。

 嫁は仕事があるので、東京に置いていく。
  嫁「なんで、リュック背負ってるの?」
  俺「ほら・・リュックの方が荷物持ちやすいだろう?バッグだと危ないじゃん。」
  嫁「なんで、ピッケル持ってるの?」
  俺「そりゃあ・・・あわよくば・・あわよくば、山に登ってやろうと思いまして・・・。」
 そんなやり取りをしつつ家を出て、一路 宮城へ。 


 そして帰省。
 雲の切れ間に顔を覗かせる残雪の栗駒山を背景に、年老いた父が運転する田植機が走る。
 がっつりと・・田植えを手伝った。
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 いい絵だね。
 いい絵なんだけどさ親父。。。

 頼むから俺が中学時代に来ていた体操着を着続けるの・・・止めてくれないかな。
 (もう20年も着続けている・・・)


 いつもなら2日から3日はかかる田植えも、俺の頑張りもあって、なんと1日で終わらせることができた。
 かなり真面目に働いて・・・翌日は山に行くかどうか本気で悩んだのだけど・・・・。
 なんとか朝5時に目が覚めることができて、山に向かうことにした。

 向かうは宮城の真ん中あたりにある船形山。
 

 登山口からロングコース
 宮城の山といえば、北の栗駒山や南の蔵王連峰が有名だが、
 この船形山は 二百名山なので 山のぼらーには知られているものの、地元の人でないとその存在を知らないほどの
 山だ。
 東北はそんな山が結構多い。


 朝6時に家を出ると家の前から栗駒山がきれに見えた。
 この風景が私の郷里の風景である。
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 1時間ほど南に車を走らせると、船形山が見えてきた。
 緩い傾斜を急な崖が縁取るのが浮かぶ舟のように見えることから名付けられたとか、
 東から見たとき山頂が船底をひっ くり返したような形をしていることから名付けられたとか諸説あるそうだ。

 栗駒山と同じくたおやかな山並みだ。
 標高1500mほどの低山だが、東北のこのレベルの低山はまだご覧のとおり残雪が多く付いている。
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 メジャーな升沢コースの登山口、旗坂野営場へと車を走らせる。 
 登山口へのアプローチは車通りの少ない 走りやすい田舎道だが、峠を攻めるライダーが時々 すごいスピードで
 かっ飛ばしてくるので、事故には気をつけたい。


8:00 旗坂野営場出発
 前置きに疲れてしまったが、清涼な登山口に到着し、さっそく出発する。
 この升沢コースは標高差は少ないが、全長7.5km 往復15kmのロングコースである。
 心も体も余裕を持って歩きたい。

 コースにはこのように 30番を起点に山頂の1番まで、300m間隔で番号札が掲げられている。
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 登山道にはスミレやタムシバをはじめ、
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 ショウジョウバカマやオーレンが咲いていた。
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 登山道は新緑のブナ林に覆われて実に爽快であった。
 最初の30分ほどこそ 少し急な登りであったが、なだらかで 踏み固められていない柔らかい登山道に
 新緑のトンネルという組合せは、薄汚れた私の心を浄化してくれるようだった。

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 かつて高度経済成長期に進められた伐採により、1985年頃には3分の2の緑が失われる惨状であったというが、
 見事に植生が復元したのではないか・・と表面的なものしか見えない私にはそう捉えられた。

 徐々に残雪が現れ始める。
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 山光宮入口を過ぎる頃にはルートはほぼ雪道になっていた。
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 特に急な斜面はなく、ゆるやかに 水平移動に近いように雪道を登っていく。
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 時刻は10時をまわり、気温がぐんぐん上昇していく。
 空は青いが、さすがに雲が出てきた。
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 1時間に1度、5分ほどの水飲み休憩を取り、歩を進めていく。
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 木々に絡まりつつ、
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 時々 重い体重が恨めしく思いつつ、、
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 歩を進めた。
 

 最後に少しだけ傾斜のある坂を登ると、、
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10:40 升沢避難小屋 到着
 である。立派な避難小屋で、、この小屋に泊まりで登るのもよいと思った。
 実際日帰りコースだがあえて宿泊目的でロングで歩く登山者も少なくないそうだ。
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 ここから沢伝いの道になる。
 雪解けが進むとここから先は沢登りのコースになる。


 なだらかな山に多いが、残雪期は迷い易いと報告の多い山である。
 ここまではトレースを追い迷うことはなかったが、ここで誤ったトレースを選択し ルートをミスってしまう。

 登る沢を間違えたのだ。
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 尾根に出てから気がついた。
 蛇ヶ岳へ向かうコースをとってしまったようだ。
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 不幸中の幸いか、尾根に出ることで 多少遠回りにはなったが、
 本来のコースにはない展望を目にすることができた。
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 ただこちらのコースはあまり歩かれていないせいか、、枝が張り出して 藪こぎのような歩きにくい箇所が
 多かった。
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 山頂はもうすぐ目の前。
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 しかし近いようで、なかなか 遠い。
 藪を漕いで、雪坂を登り、
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 尾根にでてから山頂に着くまで1時間も歩かされた。
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 山頂が近づくと南面の山々が開けた。
 遠くに白銀の蔵王連峰が見える。
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 泉ヶ岳に縦走するコースも魅力的だな。
 気持ちのいい見晴らしだった。
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 山頂にはこれまた立派な避難小屋が建っている。
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 山頂付近にはミヤマキンバイが少し咲いていた。
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12:00 山頂到着
 山頂にいたおじさんにシャッターを押してもらった。
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 福岡から赴任のついでに 東北の山々を登られているらしい。
 私がiPhoneを使っているのを確認すると、「FieldAccess」という地図アプリを進めてくれた。
 予め地図データをダウンロードしておけば電話が届かないところでもGPSで位置確認できるのだという。

 山頂は360度の大パノラマだった。
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 さて、、先を急ぐので 山頂には10分ほどの滞在で すぐに下山。
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 帰りは正しいルートで降りる。
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 長い雪の ほどよい傾斜の急坂を さくさくと飛んだり、グリセードしたりで下山。
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 升沢避難小屋まで戻り一安心。

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 この後 本日二回目のルートロス。
 赤リボンでなくトレースを辿ってしまい 沢筋に下山してきたようだ。
 まだ先に1名程度のトレースは続いていたが、、、道迷いは確実。
 下山の道迷いは危険である。

 一息つき、地図を広げ 一旦 下った沢を登り、赤リボンを見つけルート復帰をする。

 平和的雰囲気に包まれているだけに、うっかりしてしまう山である。


14:23 旗坂野営場到着
 


 この後、車を北へ飛ばして約1時間30分。
 鳴子温泉で入浴。
 汗臭い身体と別れて、硫黄臭い身体になる。

 多少遠いが 遠出して入る価値はあるほど、、、鳴子は良泉だ。


 船形山。
 紅葉で真っ赤に染まる秋に、また登ってみたい。
 ・・・という希望があるので ★2つ。
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