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<日時>
 2011年8月12日(金)

<行先>
 甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根経由)

<アクセス>
 車:東京駅→須玉IC→竹宇駒ケ岳神社 (2.5時間)

<人数>
 単独

<コース>
 竹宇駒ケ岳神社→黒戸尾根→七丈小屋→甲斐駒ケ岳(ピストン) CT 15h :実績 11h

<前置き>
 仕事が忙しかった7月。
 短い夏期休暇の合間をぬって、日帰り登山に行ってきた。

 行き先は甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根コース。
 甲斐駒は古くから信仰の対象ともなっており、古くは修験者が修業の道として歩いた
 伝統的なコースである。 標高差が2400mほどもあり、コースタイムが長く、登山口の竹駒神社から
 甲斐駒まで往復で15時間かかるロングコースである。

 昨今の百名山ピークハントブームにより、北沢峠からのアプローチが
 短時間で標高差もより少ないので、黒戸尾根はマイナールートとなっているのが現状だ。
 聖徳太子が白馬で往復したという伝説も残るこのコースは信仰にまつわる多くの石碑や石仏が多く残っている。


 まだ山登りを始めたての数年前に、 山仲間が、
 「登山者として 甲斐駒ヶ岳と劔岳に登れたら立派だというのを知人から聞いたことがある」
 ・・という内容のことを言っていた。

 私は 山登りにはまり、
 これら2つの山をなんとなくの指標として山登りをしていたように思う。

 しかし2つの山を登った頃に、
 恐らくその言葉の真意はただ単にピーク・・・という意味ではなく、
 『甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根』 と 『剱岳の早月尾根』の難コースを登れたら立派だ・・・とのことを
 指すのではないかと思うようになった。



 黒戸尾根といえば、印象に深い記事がある。
 山ブロガーの後藤さんの記事うりうさんの記事である。
 そして、、、三脚マンさんの冬の黒戸尾根の記事

 三脚マンさんのは さておき、後藤さん、うりうさんの記事で予習するも、、お二人とも超人過ぎて、
 参考にはなるも、真似はできない高負荷レベルではある。

 それでも 私もうりうさんや後藤さんと同様に、日帰りで登ってみたいと思っていた。

 鈍った私の体ではこれぐらいの負荷がいい鍛錬になる。
 トレーニング=ダイエットに重きを置きつつも、こだわりすぎずに 避暑・コースを味わって登ろうと思った。

 いつもながら前置き長いが、そんな甲斐駒ケ岳に登ってきた。


<内容>
 夜遅くに帰宅し、寝ずに準備をして、深夜の1時頃には自宅を出るも、、、
 途中のパーキングエリアで眠ってしまい。

 夜明け前に登りはじめる予定があっさり崩れる。

 美しい八ヶ岳に感動しながら、アクセル踏み目で登山口へ急ぐ。
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 甲斐駒が朝日に照らされて輝いているのが車中から見える。
 あそこまで登るぞ!
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6:00 竹駒神社登山口 出発
 神社近くのキャンプ場手前の市営駐車場に車を止め、出発。
 今日は軽荷。ツエルトや救命道具、水等、、最低限の装備のみを持参した。
 一眼レフカメラも置いていくことに。
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 5分ほどで神社へ。
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 なんとなくオドロオドロしく感じる境内。
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 石碑には ~霊神とか書いてある。
 御嶽教系統の信仰なのか。基礎御嶽山を思い出した。
 

 一応 参拝をして、先へ進む。
 吊り橋を渡り、いよいよ山に入る。
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 下界は今日は猛暑の予報だったが、朝方ということだけでなく、標高の高さや地形、緑の多さも
 あってか、山道は涼しかった。

 寝不足だが、軽荷のため体は軽く、ぐいぐいと標高をあげる。

7:30 横手登山口との分岐点通過
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 1時間に1回程度、10分の休憩をし、順調に高度をあげ、距離をのばす。
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 気持ちいい道が続く。
 厳しい道と身構えていたが、結構歩きやすく、時折ふく風も心地よく、、、、にんまり顔の登りとなる。
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 道中は各所に祠があった。
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 刃渡りを通過。
 足場が広く、ガイドもあり、危険はない。
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 梯子や鎖をクリアして、どんんどん 登る。
 登るほどに空気がひんやりしてきて、気持ちいい。
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9:20 五合目小屋跡地 通過
 遠くに9号目の頭がみえた。
 コースタイム6時間かかるところを3.5時間ペースで歩いている。
 これで半分ほどだろうとの目算である。

 まだまだ頂上は遠いが、体力も余裕があり、、予想より早く歩けていることを確認し後工程への自信になった。
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 そこから先も梯子やら鎖場やら祠やらは次々と現れる。(コース詳細は後藤さん、うりうさん記事参照!)
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10:15 七丈小屋 通過
 コース中 唯一の山小屋、七丈小屋を通過する。
 冷たい沢水をひいいているので、ここで補給しよう。
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 小屋から先もいきなり梯子。
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 テント場は梯子を登って少し上のほうにあったりする。整地されており、寝心地はよさそう。
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 眺めもそこそこよい。
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 空は青空。
 森林限界が近いため、この辺りから高木がなくなり、太陽の直射を受ける。
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 汗の量も増え始めた。
 目指すピークも見えてくる。 
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 振り返れば歩いてきた道と八ヶ岳。
 手前の山の頂きに白い肌がみえるが、あれは日向山である。
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11:05 八合目御来迎場 通過
 コースタイム8時間のところを、5時間かかっている。
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 剣が刺さっている。
 なんか、かっこいい。
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 こういうことは、やめましょうね。(注:上記写真の剣ではありません)
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 ビバークしている人がいた。
 とてもいいスポットで、、参考にさせていただいた。
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 道はますますアスレチックに。
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 楽しい。。
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 岩も楽しい形に。
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 急な鎖場。
 全身つかって登る。
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 三本剣に到着。
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 刺さってる。
 抜きたい気分になる。
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 三本剣と鳳凰山。
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 頂上は近い。
 疲れがでてきたが、前をむいて ひたすら歩き続ける。
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 北方をみやると、二百名山の鋸岳。難所だらけの危険な山だ。
 あそこもいつか登りたいと思いを馳せる。
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 上を見ると、頂上の白い花崗岩が見えてきた。
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 頂上手前の竹駒神社本社。
 じらすように 神社で手を合わせる。 
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 甲斐駒の懐かしい道に入ると、足取りが一段と軽くなる。
 ゴールはすぐそこ。
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 ここで北沢峠からのメジャールートと合流。
 おお、登ってる登ってる。
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12:10 甲斐駒ケ岳 到着
 コースタイム9.5時間を6時間で登った。
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 北岳方面。
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 仙丈ヶ岳が正面にどどんとみえる。
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 鋸岳方面。
 厳しそうな道。歩いてみたい。
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 食事をして30分ほどゴロゴロして下山。

17:00 駐車場到着
 すたこらさっさと下山するも、、やはり鈍り足。
 15:00頃から膝や足裏が痛み出し、スピードダウン。
 こればかしは頻度よく歩いて鍛えていないとすぐに訛ってしまう。。

 17:00頃に足の痛みを我慢しながら下山。
 コースタイム15時間のところ、休憩込みで11時間での下山となった。

 
===========
韮崎旭温泉
 下山後は お気に入りの韮崎旭温泉へ。
 いい湯だった。
 ここの温泉は東京近郊では一番の泉質と思う。
 
浴後は飯。
 甲府近くの甲州街道沿いの安くて大盛りしそうなラーメン屋へはいる。
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 予想通り安くて大盛りな店だった。味もそこそこ旨い!

 メニューになぜか電卓がついている!?
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 ラーメンに
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 チャーハンに
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 餃子を食べて、お腹いっぱい。満足じゃ。
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帰宅後、嫁に 「体からニンニク臭がする」 と言われる。
 


ちなみに今回の黒戸尾根コース。
実は、皇太子様も登っているコースである。皇太子の山好きさがうかがえますね。
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仰るとおり黒戸尾根は、本当に甲斐駒ケ岳に登ったという気にさせてくれるルートです。私も30年近く前に一度だけ歩きました(その後は北沢峠からの楽な道です)。
それにしてもこの厳しい山道を日帰りとは‥‥ 尊敬のまなざしです。
7月上旬でしたか、そのころはまだ5合目小屋があって、小屋番が宿代は要らないから泊まっていけと言うのです。そこまで言われたら泊まるでしょ?(笑)
翌朝理由が分かりました。荷揚げのヘリコプターが来て、手伝いの人手が欲しかったんですね。
初めての甲斐駒ケ岳は、ぽっかさんの画像のとおり美しい山頂で、今も忘れがたい山旅です。

今月上旬、白馬岳-朝日岳・花の旅をしました。期待どおり、どこまでも花、花、花‥‥ 素晴らしかったです!
【2011/08/24 08:54】 URL | ねも #tnzvu2vM[ 編集]
>ねもさん
いつもコメントありがとうございます。
このルートは日帰りされる方も多いと思います。
凄い人だと仙丈まで縦走してピストン日帰りするそうですが・・・・。

5合目小屋のお話は荷揚げのためとはいえ、ハートフルな話ですね。
いまは数年前に撤去されたようですね。
ゴミが散乱していて、少し残念に思いました。

花期の白馬-朝日は いいですねえ。
次は電車とバスで行って鋸の方にでも抜けてみたいです。
そのまま日本海に抜けてみたい。
【2011/08/24 13:24】 URL | ぽっか #-[ 編集]
いいですねぇ。
今年は長めを歩くのに目覚め始めているので、黒戸尾根憧れます。
(南ア自体もまだ行ったことも無いですが・・)

この標高差は登りよりも下りが堪えそうですね。
【2011/08/25 18:08】 URL | しょもも #-[ 編集]
>しょももさん
コメントありがとうございます。

しょももさんの記事、いつも楽しみに見ていますよ!

しょももさんのロケーションだと、北アが近いので なかなか
足を運ぶ機会はないとは思いますが。

多様な山歩きを愛するしょももさんなら、
きっと南アルプスの深さ、豊かさを 気に入るんじゃないかと思います。
是非、あえてアクセスの大変な聖岳や赤石岳とかへ遊びに
行かれて下さい!
【2011/08/26 09:53】 URL | ぽっか #fa7VEvUA[ 編集]














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