admin admin Title List
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

100418_999.jpg
鳥取ひとり旅:4of6 1日目:大山寺★>から続く

4/18(日)、2日目。
 米子駅から電車に揺られて1時間、倉吉駅に着いた。
 寝坊したために、バスに乗り遅れ、1時間ほども駅で無駄に時間を費やす・・・。


 鳥取に行ったら 行ってみたい観光地があった。

 日本一危険な国宝と言われる建造物、投入堂だ。

 正式な名称は三仏寺奥院という。
 険しい山道を登ったところにある垂直に切り立った絶壁の その窪みに建てられた
 建造物は、他に類を見ない。


 今から706年の平安時代の創建と言われているが、
 資料がほとんど残っていない頃から、その建築方法等 謎に包まれている。

 仙人が法力で投入れたのではないか?という伝承から投入堂という通称がついているらしい。


 3年前に100年ぶりの修復がなされた際に、そのニュースを見て存在を知った。 
 以来、いつかは訪れてみたい憧れの地だった。
 12月~3月は道が閉鎖されていたので、4月の開山を迎えた 今は好機なのだ。


10:30 三朝温泉
 寝坊したため、効率良くアクセスできるバスに乗れず・・、
 途中、三朝温泉というところで途中下車して、乗り継ぐことに。
 100418_013.jpg

 乗り継ぎの間、いくらか時間があったので三朝温泉の温泉街を散歩してみた。
 100418_011.jpg

 寂れた温泉街という感じ。
 「ヌード劇場」の看板に昭和を感じる。
 100418_014.jpg

11:00 三佛寺到着
 投入堂は三佛寺という三徳山に境内を持つ山岳寺院の奥院である。
 当然ながら寺院の敷地内にあるため、三佛寺の入口から敷地内を通りアクセスしなければいけない。
 いきなり長くて急な階段。
 100418_015.jpg

 鳥取は丁度 花見の時季(例年より遅い)で、桜やつつじが各所で見頃を迎えていた。
 100418_017.jpg

 境内を進んでいくと、作務衣を着たお坊さんに呼び止められた。
 笑顔で話しかけてくる。

 お坊さん 「ここは初めてですか?」
 私    「はい。」
 お坊さん 「投入堂への道は険しいですよ。頑張ってください。
       ちょっと・・この石に立ってみてください。」
 100418_071.jpg

 と、地中に1つだけ埋まっている石を指し示した。

 石の上に立ってみる。


 お坊さん 「そのまま上を見上げてごらんなさい。」


 見上げると三徳山の山腹に鐘楼がみえた。
 100418_022.jpg



 お坊さん 「遠いでしょう。あれが中間地点です。」
 愉快そうに説明してくれる。

 正直、山登りをしている私にはなんでもない距離だが、お坊さんの人柄が良かったので、
 驚くリアクションをとってみせた。

 見てると、他の観光客にも話しかけて同様の説明をしていた。
 100418_021.jpg

 三佛寺はなかなかに雰囲気ある寺院であることは、その長い年月で擦り凹んだ階段1つをとってもみてとれた。
 100418_023.jpg

 さらに境内を進むと本堂に辿り着いた。
 さぞ本堂は立派な建造なのだろうなあ・・と思って期待をはせたが、
 残念ながら 改修中のため、お披露目ならず。
 100418_026.jpg

11:10 投入堂 修験道入口 到着
 本堂の裏手にまわり、さらに奥へと進むと、ようやく投入堂への修験道入口に辿り着いた。
 ここで入山料600円を払う。(本来は境内を通るだけでも+400円が必要なようだが 開山直後の時期とあって
 入山料だけの徴収になるようだ)
 100418_027.jpg 

 入山にはいくつかルールがある。
 中でも、
 ・しっかりした運動靴以上でなくてはいけない。
 ・2人以上で入山しなければいけない。

 というルールは、特筆。

 靴に関しては受付の方がしっかりソールまで確認し、NGだったら草鞋(わらじ)に履き替えさせられる。
 私の直後に来た若いカップルの女性は草鞋を履かされていた。

 また事故発見の観点だと思うが、単独入山も禁止になっている。
 単独の私は偶然に居合わせた単独の男性(40代とおぼしき方)とのペアを受付の方に薦められ、薦めに応じて
 ペアをくませていただいた。

 入場券代わりに渡されるタスキを肩にかけて、いざ出発。
 100418_028.jpg

 同行いただいたその方とは、すぐに打ち解ける。
 東京から観光でやってきたらしく、実はこれで2度目の訪問らしい。
 前回は道筋にある文殊堂を投入堂と勘違いし、引き返したらしく、、、後でそれを知り、
 猛烈に悔いが残っているそうだ。(笑)

 私「なるほど・・・それはリベンジしないとですね。笑」
 100418_029.jpg

 道はすぐに山道にさしかかる。
 なるほど・・・・これは確かに急だ。
 100418_031.jpg

 三脚を片手に持った私ではあるが、、それでも手を使わないと登れないような勾配。
 木の根を手がかり足がかりに登っていく。
 石もごろごろ。 
 100418_033.jpg

 同行男性のペースも気遣いながら、15分ほどで中間地点の文殊堂へ。
 100418_036.jpg

 文殊堂は、きりたった崖の上に建っている。
 投入堂にひけをとらず、十分に奇異な佇まいである。
 100418_038.jpg

 お堂の前の鎖場、結構急だ。
 昔はなんの手がかりもなかったのだという。
 100418_037.jpg


 鎖を登って文殊堂に到着。
 文殊堂は立ち入ってよいことになっている。
 自重で床が抜けるのではないかという床。
 手すりなく、結構怖い。 
 100418_044.jpg

 かなり高い。
 100418_041.jpg
 
 しばらくいくと 文殊堂そっくりの地蔵堂が現れた。
 ロケーションも似ているため、今度は縁側にあがらず。
 100418_050.jpg

 その変わりに堂の近くにある鐘楼に登り、鐘を打った。
 100418_053.jpg

 同行の男性。
 100418_054.jpg

 ここを過ぎれば、あとはほとんど危険なところはない。
 馬の背のような痩せ尾根はあるが、昔と違い岩を削り安全配慮したそうで、歩きやすい。



 納経堂、観音堂を通過。
 岩の窪みにはまった様に建っている。
 100418_057.jpg

 そしていよいよ・・・。



11:50 投入堂 到着
 すげーーーー!!
 100418_059.jpg

 1300年前の創建とは、、信じがたい。
 あんな崖を修験者はどうやって登って、お堂に入ったのだ??
 信じられねえ。
 100418_061.jpg


 ひきで見ると、その崖の険しさが よくわかる。
 100418_062.jpg

 わー。来れてうれしい。
 私にとっての憧れの地。
 100418_063.jpg

 とはいえ、もう2度目はなくていいかな。
 山と違い、1度みれたら それでよし。という感じなのだ。
 なんだろなあ、この感覚。
 でも あるよね、一度 見てみたかったんだ。って、、ホントに一度で満足しちゃうやつ。
 100418_064.jpg


 もっと観光客でわいわいしているかと思ったが、割と静か。
 (GWはにぎわうんだろうが)

 たっぷり眺めを占有して、写真を撮りまくり、下山した。
 100418_068.jpg


12:35 受付 到着
 噂通りの険しい山道だった。
 とはいえ・・・・普段登山している人ならば 屁みたいな道ではあるだろうが。
 しかし、所々 鎖場あり、三点支持が必要な場所はしっかり歩きたい。
 油断は禁物。 昨年は滑落により死者も出ているのだから。

 同行の方は なかなかどうして。
 体力に自信のないようであったが、しっかりと歩ける方だった。
 ありがとうございました。お世話になりました。

 倉吉駅までの帰りのバスでもすっかり話し込んだ。
 すっかり打ち解けまして、私も調子にのってペラペラと趣味の山登りのつまらない話なぞ
 夢中で話しちゃって。いやはや、お恥ずかしい。。

 東京に住んでいる方だったので、またお会いできたらよいなと思った。
 一緒に山に登ってみたい。
 連絡先を聞いておけばよかった。。。
 「『山みしゅらん』で検索してください!」とは伝えたものの、、ヒットするとは限らねえ・・。^-^;


 倉吉駅で同行の方と別れた後、一人 駅前の「歌舞点心」という お好み焼きを食べる。
 ボリュームたっぷりの広島風お好み焼き。
 うまかったです。
 100418_002.jpg

 <アクセス>
  JR山陰本線 倉吉駅からバス「上吉原」方面行きで40分、「三徳山寺前」下車
  ※倉吉は米子から1時間ぐらいの駅。

       <鳥取ひとり旅:6of6 2日目:ゲゲゲの境港★>へ続く
スポンサーサイト




やっと書きましたね。待ってましたよ!
読んでいたら、感動が蘇ってきました。
私は15年くらい憧れていたので、ようやくといった感じでしたよ。
私は年月を経てもう一度行きたいです。
また違った感情が沸いてくるような気がします。
ぽっかさんの様に花のきれいな時期か、紅葉が美しい時がいいなぁ。
去年訪れてから、三徳山の住職のブログを読んでいるんですが
ぽっかさんが登った数日後に
鐘楼堂付近で、滑って腰を打った人が
ヘリコプターで救助されたそうですよ。
短時間ですが、山を登る私たちでも侮れない箇所がありました。
修行の場ですもんね。
無事で何よりでしたね!


【2010/05/26 10:57】 URL | あり #-[ 編集]
>ありさん
すんません。
こんな拙い記事を待っていただいて、ありがたいです。

3年越し程度で憧れのなどという表現を使ってしまいすみません。(笑)

雨が降ると怖いでしょうね。あの道は。
昔は鎖なく、足場も整地されてなく、更にひどかったのかと思うと

たぶん、それほどの苦労がなかったから、、、"一度でいい"
という感想になったのかもしれません。

また10年ぐらい経ちましたら、訪れてみたいですね。
変わらぬ風景であってほしいです。
【2010/05/26 21:59】 URL | ぽっか #-[ 編集]














管理者にだけ表示を許可する



| HOME |


Copyright © 2017 山みしゅらん, All rights reserved.






上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。