admin admin Title List
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

091223_999.jpg
<日時>
 2009年12月23日(水) 麓:晴れ 山頂部:曇り時々雪

<行先>
 八ヶ岳(赤岳、阿弥陀)※悪天のため阿弥陀は敗退。

<アクセス>
 車:東京→美濃戸口(3時間)

<アプローチ>
 美濃戸→美濃戸(1時間)

<人数>
 単独

<コース>
 美濃戸~行者小屋~地蔵ノ頭~赤岳頂上~行者小屋~美濃戸

<内容>
 登山の前週に、突然に宮城の田舎の父親が倒れた。
 原因は、私だ。
 ここには書けない私事だが、とにかく私が原因だった。


 登山前日に会社の忘年会予定をキャンセルし田舎に帰ろうと考えたが、
 仕事が終わらず、結局 田舎にも帰れなくなり、忘年会も参加できず、、翌日の祝日がぽっかり予定が
 空いてしまった。
 つくづく自分は間の悪い男だ。

 予報天気図は週末の西高東低が緩み、丁度安定期か。
 体調も良い。

 山に行こう。

 急きょ、山へ行くことにした。
 今年初めての雪山だ。

 昨年のリベンジで、富士山の宝永山か、八ヶ岳に行こうと思った。
 ちょっと迷って、八ヶ岳に行くことに決めた。
 独立峰富士と違い、白銀の峰々を見渡すことができるからよいだろうと思ったのだ。


 美濃戸口についたのは、夜の2:30の頃だった。
 駐車場には5台ほど車が止まっており、テントも2張ほど張られていた。

 1時間ほど仮眠して、朝4:00に、まだ暗い美濃戸口を出発した。
 勿論、こんなに早い時間に歩く登山者はいない。


4:50 美濃戸小屋到着
 月明かりもなく、真っ暗な美濃戸小屋に着いた。
 戸口に仕度中の登山者が顔を出す。
 見上げればきれいな星空。
 091223_002.jpg

 明日の昼までこの天気をキープしてくれるとよいなあ・・。

 ここから行者小屋までは南沢の辺を歩いていく。
 雪道であるが、幸い、トレースがバッチリとできていたので、迷うことはなかった。
 ライトが雪にあたって、雪の結晶がキラキラと反射し、美しい。
 091223_004.jpg

 暗い雪道の樹林帯は退屈だ。ラジオを聞きながら進みたいところだが、故障中のためつけずにいた。
 静かに黙々と歩く。

 1時間半ほど南沢を歩くと、雪原に出た。
 091223_006.jpg

 ここまでくれば行者小屋を近くに感じられる。じわじわ 心に染みだす安心感。
 空も若干明るくなってきた。
 小屋まであと少しというところで、朝がやってきた。
 日の昇る早さを助けるように、雪は小さい光を大きく広げ、あっという間に朝がやってきた。
 091223_008.jpg

7:12 行者小屋 到着
 予定より10分ほど遅れたが、静かな行者小屋に到着した。
 091223_009.jpg


 随分と雲が増えている。

 見上げると、赤岳の稜線は雲に隠れている。 
 風の音は聞こえないが、稜線は吹雪いているかもしれないな。
 091223_010.jpg


7:30 行者小屋 出発
 久々の山歩きで自らの体力の衰えを心配していた。
 睡眠も十分にとっていないため、無理はやめよう。

 「どうだろう。 いけるか?自分。」

 「うん。いける。」
 
 そんな自問自答しながら、アイゼンに履き替える。
 パンをかじり、テルモスに入れてきた熱いチャイを臓腑に流し込む。

 地蔵尾根を登りはじめる。
 幸い、トレースはしっかりとしていた。
 ピッケルを打ち込みながら、確実に登っていく。
 091223_038.jpg


 振り返り、随分と空を雲が覆っていることに気づく。 麓の方は晴れているのだが。
 091223_014.jpg


一歩、また一歩と登るに従い、気温が下がるのがわかる。
091223_015.jpg

 同コースを歩く人なく、静かな登山道。 
 「これだ」
 「この・・・世界に私はただ1人・・っていう感覚を味わいたくて、 山に来たんだっ。」

 静かな登山道に 若干の恐れも感じながら、同時に少し充実感を感じている自分を冷静に分析する。
091223_016.jpg

 ”地蔵ノ頭(稜線)まであと20分ほどか”、、というところまで登ると、いよいよ風が強くなる。
091223_017.jpg

 カメラを出すのが億劫になってきた。
 三脚は担いできたが、取り出さずに 雪で台を作ってカメラを置き、、中途半端に自分を撮る。
 こんなところで、三脚を出す三脚マンさんって変態だな。。とやはり今日も思いながら登った。
 091223_018.jpg


 ここで3人パーティとすれ違う。 
 挨拶もそこそこに、黙々と下山していった。
 リーダらしき熟練者は 憮然として、無言で、冷たい視線を私に送る。
 山に単独でいくとよく投げられる視線だ。
 その意味は想像するが、あえてここに書くのはやめる。
 091223_020.jpg


8:55 地蔵ノ頭 到着
 地蔵ノ頭に到着した。

 まっすぐ立つと よろめくほどの風が吹き付ける。
 体が寒気を感じる。

 熱くなり冷まそうとする身体と 凍てつく風に熱を奪われまいとする身体。
 登っている時は調節が難しいものだが、稜線に出れば躊躇することはない。
 徹底防寒するのみだ。

 寒気を感じる原因はわかる。
 首や頭が冷えているからだ。

 帽子を二重に被って、フードを被り、、、顔をフェイスガードで覆い耐風。
 よし、、これで歩ける。
 091223_021.jpg

 吹雪の尾根を行く。
 強風にバランスを崩さぬよう、体勢を低くして歩く。
 身を起こすとよろめくが、持っていかれるほどの強風ではない。
 091223_022.jpg

 冷たい風に自然に身体が反応して、呼吸も鼻から息を吸い、口から吐き出すようになっていた。
 東面もやはり麓の方は晴れているように見える。
 091223_023.jpg

9:22 赤岳展望荘通過
 自家発電機が動く音がする。24日から小屋開けなので、準備をしているようだ。
 091223_024.jpg

 時折、雲がきれて青空が広がる。
 美しい。
 091223_025.jpg

 赤岳頂上小屋が見えてくると、頂上もすぐそこ。
 091223_026.jpg

10:10 赤岳山頂 到着
 無人の頂上に立つ。 
 091223_028.jpg

 頂上では展望もなく、10分ほど滞在して、、、すぐに下山を開始した。
 阿弥陀まで縦走しようと思っていたが、、この時点で10時を過ぎていたため、下山することに。
 夕方に相方と会う約束があるのだ。。今日は23日。クリスマス前。
 「いっつも山はやなのー!」という相方の言葉が頭の中で響く。

 岩が露出している急登を下る。
 幸い鎖も露出しているので、苦はなかった。
 091223_030.jpg

 文三郎と阿弥陀・権現の分岐。
 ここで、阿弥陀方面からあがってくる単独の登山者がいたので、到着を待ち、挨拶をする。
 「風が強いですねー」と言いあった。
 091223_032.jpg

 文三郎尾根。たったか下る。 
 091223_034.jpg

 調子にのって、尻セード。
 091223_039.jpg

 雪にまみれて遊びながら、行者小屋へ。
 091223_040.jpg

 行者小屋では、やはり小屋番の人が小屋開けの準備に来ていた。
 パンをかじりながら、ちらっと会話。
 091223_041.jpg

13:40 美濃戸口到着
 やっぱり、、相方との約束を断って登っちゃえばよかったかな。阿弥陀に。。
 なんて思いながら阿弥陀を見上げても雲の中。
 いやいや、これで良かったのだよと美濃戸へたったか戻る。
 091223_047.jpg







=========

 下山後はとっとと丹沢は宮ヶ瀬湖へ移動。

 相方と合流し、イルミネーションを見に行く。
 091223_050.jpg

 いたるところイルミづくしで、、
 091223_060.jpg

 屋台もたくさん、イベントもたくさん、
 091223_063.jpg

 山の中に多くのカップルや家族連れがつどって、、
 091223_064.jpg

 こんな光景が連日くりひろげられているとのこと。。。
 知らなかった。  
 恐るべし宮ヶ瀬のクリスマス。
 091223_066.jpg


 そんなことで、メリークリスマス。
スポンサーサイト




はじめまして。
いつもこっそり覗いておりました。
最近更新がないので心配してました。

毎回楽しい記事で時々参考にさせてもらったり、私も行ったきになって楽しんでいます。

またお邪魔させていただきます。
【2009/12/30 14:04】 URL | nao #-[ 編集]
ぬお!
赤岳登頂、おめでとうございます!

23日ですか~?
その他の日であれば、、もしかしてバッタリ?
惜しいです。

こんど、天気の良い時にまた、行ってみてくださいね。
【2009/12/31 01:07】 URL | 三脚マン #mQop/nM.[ 編集]
今年はありがとうございました。
来年も宜しくお願いします。
先ほど、私も2009年登り納めしてきました。
【2009/12/31 11:02】 URL | 那ぁ #-[ 編集]
お、久しぶりの山行で赤岳ですね!
23日、私も八ヶ岳行きたいな~と思ってたのですが、結局家でマッタリしちゃってました。残念。

風、強かったのですね。
でも静かな山歩き、よいですね。

今年もぽっかさんの山行、楽しみにしております。
今年もよろしくお願いします!
【2010/01/02 13:21】 URL | まきchin #-[ 編集]
>naoさん
はじめまして。
コメントありがとうございます!


目に止めていただき、有難とうございます。
わー、嬉しいです!

naoさんの山行記事、拝見させていただきました。
いきなりに時季にふさわしい山写真がとびこんできて、、
見とれました。

しばらくの間、私事でいろいろとたてこみまして、
山遊びがしばらくの間お休みになりそうなのです。
全然、、みしゅらんできないです。いやー・・・。
【2010/01/03 21:30】 URL | ぽっか #-[ 編集]
>三脚マンさん
コメントありがとうございます!
今年も宜しくお願いします!

山に登るといつも三脚マンさんの写真が頭に浮かびます。
ここで、あの構図で写真撮るか?普通??って。(笑

また青空のピークに立ちたいです!チャレンジチャレンジ。
【2010/01/03 22:12】 URL | ぽっか #-[ 編集]
>那ぁさん
昨年はお世話になりました。
一度だけご一緒しただけですが、あの1日は
思い出に残ります。

冬山記事、mixiで楽しみにしてますね!

で、今年もよろしくです。
【2010/01/03 22:28】 URL | ぽっか #-[ 編集]
>まきchinさん
コメントありがとうございます!
今年も宜しくお願いします!

急に山に行けることになって、
赤岳つっこんだら静かな山歩きとなりました。

今年も気をつけて山を楽しみましょうね!
【2010/01/03 22:49】 URL | ぽっか #-[ 編集]














管理者にだけ表示を許可する



| HOME |


Copyright © 2017 山みしゅらん, All rights reserved.






上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。