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<日時>
 2009年8月14日(金) 晴れ
        15日(土) 晴れ

<行先>
 穂高岳(長野県) 日本百名山
 
<アクセス>
 電車:東京→松本駅→新島々駅
 バス:新島々駅→上高地BT

<人数>
 単独

<コース>
 1日目:上高地BT→横尾→涸沢→北穂高キャンプ場→北穂高岳(ピストン) 9h程度
 2日目:北穂高キャンプ場 → 涸沢岳→奥穂高岳→前穂高岳(ピストン)→岳沢→上高地BT 9h程度

<内容>
0:00 松本駅
 休みの後半はお仕事のための勉強をしようかと時間をあけていた。

 にもかかわらず・・ウェザーニュースの関東、甲信越に高気圧バブルがくるとの兆候に
 予定変更。ってか・・仕事放棄して山登りを選択。

 そそくさ用意して2時間後には家を飛び出していた。
 松本行の最終あずさ号に乗りこむ。
 車中で行き先を考える。

 一泊でいくなら唐松か焼岳か燕か常念か穂高か・・・。 どこかだな。


 深夜遅くに松本駅に到着した。
 近場の食堂でラーメンと餃子を食べ、松本駅近くのデパートの入り口にマットと寝袋を敷き、寝る。
 周囲には私同様に駅で仮眠をとるハイカーの姿と路上生活者の姿が ちらほら。

 こういうこと(路上で寝る)をするのは初めてではないので、、、慣れっこになって寝ている自分が
 ちょっと怖い。

 よし。明日は穂高に登ろう。
 ルートは涸沢キャンプで奥穂か、北穂キャンプで穂高連峰縦走か。
 実は私・・5年も登山をしているが、メジャーな涸沢カールや穂高連峰の山々は
 人の賑やかさを嫌ったのもあって、一度も歩いた経験がないのだ。
 
==========

4:00 起床
 寝袋をたたみ、電車とバスを乗継いで上高地へむかう。
 電車の中でもしきりに地図とにらめっこ。
 行程を固めて、エスケープルート含めて脳内でシミュレーション。
 北穂まで登ることに決める。

 朝一のバスで上高地に到着。
 盆シーズンということもあって、上高地は多くの人で賑わっていた。
 登山客半分、観光客半分。

6:45 上高地BT 出発
 久しぶりに訪れた上高地だが、梓川は相変わらず清らか。
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 冷え込んだ朝の川面は靄がかかり幻想的な表情をみせてくれた。
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 まずは13時頃までに涸沢到着が目標か。
 涸沢目指して、ゆっくりと歩みを進めた。

 梓川沿いの歩道を歩くと次第に太陽がギラつき、気温もじりじりと上昇してくる。
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 1時間に10分休憩を取りながら、急ぎもせず、遅れもせずに淡々と歩く。

9:30 横尾分岐
 横尾ヒュッテを通り、横尾大橋を渡る
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 梓川ともお別れ。
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 道も山道らしくなってくる。 それでも人で賑わう山道はなにか山登りのそれと違い、
 都会にいるような安心感、悪く言えば退屈な空気がある道だ。

 アルパインクライミングに人気の屏風岩を左上に仰ぎながら進む。
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 太陽がじりじり照りつける。 焼けるなっ、今日は。
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 本谷橋を超えもくもくと登る。
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 やがて、雪渓が目の前に現れ雪の階段が目の前に現れる。 目指す涸沢は近い。
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 野鳥・・。名前を誰か教えてくれないでしょうか。。
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11:56 涸沢ヒュッテ到着
 スタートから3時間。CTよりも随分早くに涸沢に到着した。
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 にしても・・・・噂とおり立派すぎるぜ涸沢ヒュッテ。
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 雄大なカールが目の前に広がる。
 思わず両手を広げて大きく延びをして、、人目もはばからずに
 「ぬああーーーー!気持ちいいーー!!」と叫んだ。
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 キャンプ場は既に多くのテントが張られている。カラフル。
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 空は真っ青。
 魚眼から覗くと青い空に水を得た魚のように泳ぐ幟が見えて、 思わずパチリ。
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 そんな私の一部始終の姿をビデオカメラで撮影している
 お兄さんがいたが、、はて・・・・。取材カメラ?
 

13:00 涸沢 出発
 簡単な行動食を食べ、北穂キャンプ場へ向けて涸沢を出発する。
 ここからはCT3時間のひたすら登り。
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 キスゲやクルマユリが咲いている。
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 ゆっくりと、高山植物や背後に広がる雄大なカールの景色を
 楽しみながら高度をあげていく。
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 ハクサンフウロ
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 ミヤマシオガマ
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 ウサギギク
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 トリカブトも。
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 振り返ると 常念。たまらんす。
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 しばらく山登りから遠ざかっていたのもあって、体が重い。
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 いくつか鎖場あり、危険だの なんだのと登山者達でつまっていたが、
 鎖を頼らず三点支持で慎重に登れば何の心配もなく登っていける。混んでるけど。
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 手持ちの高度計が誤差っていたので、あとどれぐらい歩けばいいのだろうと気がじれる。
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 まわりの登山者が しんどそうに黙々と登って行く中で、 かすかな鳴き声を聞いた私は
 崖っぷちへ駆け寄る。

 雷鳥だ!!
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 雛鳥なので 親鳥が近くにいるはずなのだが・・・残念ながら見つけられなかった。
 ハイマツ食べてる間にはぐれたのかな?

15:35 北穂キャンプ場 到着
 しかし、、皆 満身創痍で登りすぎである。
 まだ日はあるし、、もっとゆっくり 登っていけばいいのに。。
 などと、、、思った頃に突然キャンプ場が目の前に現れた。到着である。
 涸沢でて2時間30分ぐらいか。 あれ・・・ほぼCT通り。もっと早く登ってこれたと思ったのに。 
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 テント場は意外と空いていた。(後で聞くと奥穂のテント場もいっぱいだったようだ。北穂は穴場?)
 私は岩がはっていて寝にくいけれども眺めが良さそうな場所を選びテントを張った。
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 テントを張っていると、、、隣のテントから真っ黒に顔を日焼けさせたサングラスをかけた男性が
 でてきた。 髭むじゃらで迫力がある。

 こちらを見ている。  怖い・・・。 話し掛けてくる。  怒られるのかな? とびくびく。

 男性 「こんにちはー。」

 外見からは想像できないようなとても優しい声が返ってきた。
 話を聞くとその男性は常念から大天井、槍、穂高と縦走してきたそうだ。 
 もう一週間ほども山にいるそうだ。

 私 「うわー、いいなー! 羨ましいです!」

 と返事を返したら、なんとなく 打ち解けて、しばし談笑。 いやー、一期一会ですな。
 写真掲載したいが、話に夢中で撮り忘れちゃって。いやはや後悔。。。

16:00 北穂高キャンプ場 出発
 ひと休みしたら、荷物をテントにでぽって、北穂高へ向けて出発GO。
 北穂高岳頂上近くの山荘でテントの管理費も払わなければいけないし・・・。
 (テント場はノーチェック状態だったが・・・)
 
16:20 北穂高山頂 到着
 だーー。疲れたー。
 ちょっとガスっているが、、今日は空気も渇いている。
 夕方に気温が下がったら雲が下がりきれいな日没ショーが楽しめるに違いない。
 期待が膨らむ。
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 テントに戻りそそくさと食事を済ませる。

 さて。夕日はどこから見ようかしら。
 キャンプ場は南面にあるため、稜線にあがらなくてはいけない。


 北穂の北稜ピークはキャンプ場から離れていることもあって、小屋が近くてギャラリーが多い。
 北稜ではなく、北穂の南稜(付近)から夕日を眺めることにした。眺めもこっちのが良さそうだ。

 予想通り、皆 北稜にいくので、静かな南稜を独占できた。
 俺タイム、スタート。
 歌を歌ったり、「これ全部俺の山だーー。」って叫んだり。
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 ふと・・空中に黒い影が浮かんでいるのに気がついた。 
 ん・・・・?   心霊?
 いやいや、違う。ブロッケン現象だった。
 ブロッケン現象はこれまでにも見たことがあるが、
 いずれも雲海に影があたってできたものであった。
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 これはそれとは違う。
 東方の宙に湧きあがって作られた雲のスクリーンに、西日が横から私を照らして影を作り、
 映し出すことによってできているのだ。
 宙に私の影と光臨が浮いているような感じでみえている。おもしろい。。
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 間もなく始まる夕日ショーにレンズを変えながらパシャパシャと撮影。 
 雲海に浮かぶ四方の山々。

 雲海に浮かぶ木曽御嶽山
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 北をみれば北稜越しに槍ケ岳の鋭鋒。
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 南をみれば涸沢岳、奥穂高の山並み。
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 もう。。鳥になりたい。
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 と。。。手を広げて写真をとっていると、 北稜(150mぐらい離れているかな。)の人から
 「おーい。悪いけど、もうちょっと隠れてくれないかなあ?」
 と声をかけられる。 静かだから声もよく通るんだね。

 どうやら、北稜のギャラリーは奥穂方面を撮影したいらしく、、
 岩場でポーズをとっている私がカブって撮影の邪魔しているようだ。

 なんて失礼な!!(笑)   まあ、素直に避けますが。


 望遠レンズで槍と奥穂の頂上をとらえる。
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 素晴らしい。みかん色の夕陽。
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 雲海をみかん色に染めて、
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 笠ヶ岳の隣に落ちていった。
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 来てよかったなー。
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 急遽きめた山行だったが、心からそう思った。
 不安や悩みがとれて、刹那の安心感に包まれる。

 日没後、すっかり暗くなった岩場を慎重に降りて、テント場に戻る。
 ここで急に一日の疲れを感じ、、すぐさまシュラフにもぐりこむ。
 パタパタとテントにあたる風の音を聞きながら就寝。
 
==========

 夜中に起きて、テントから顔を出したら素晴らしい星空。
 白音さんのサイトをイメージしながらカメラで何回か撮影するも、、うまく撮れず。(>。<)

 いつか撮れるようになりたいぜ。


                       <穂高連峰縦走(2日目):涸沢岳~奥穂高岳~前穂高岳★★>へ続きます。
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ぬは~、いい天気!
なんとも、みかん色の夕暮れが素敵ですね。

混むんですけど、穂高も、一年に一度は行きたいなぁ~と思っちゃうんですよね~。

後編もぽっかさんのアクシデントレポ、楽しみです(笑)
【2009/08/25 02:53】 URL | 三脚マン #mQop/nM.[ 編集]
>三脚マンさん
コメントありがとうございます!
いやいやいや、私は三脚マンさんと違い
それを(アクシデントの神様)ついてないですから!
後半も残念ながらたんたんとつまらないレポに
なってしまうこと間違いないっす。
繰り返します。私は普通人です。私は普通人です。(笑)
【2009/08/25 08:59】 URL | ぽっか #-[ 編集]
良い天気ですねぇ。
にしても、思い立ってからの行動が早いですね。
二日目の、あんなことやこんなこと、どたばたレポを楽しみにしています。w

北穂は、7年前に初めて連れていって貰った場所です。
初上高地だったし、山のことは何にも知らなかったし。
まさに、付いていっただけでした。
まさか、今、自分がこうなっているとは不思議なものです。
【2009/08/25 18:51】 URL | 那ぁ #-[ 編集]
>那ぁさん
コメントありがとうございます。
那ぁさんもそんな昔から山をやられている
わけではないのですね。

私も自分が不思議です。
今でも特別に山だけが・・ってこともないんですが。

寝ながらi-phoneいじってたら天気がよくって、
あわててとび起きて準備ですよ。笑
近所の呑み屋にいくんじゃないんだから・・。

あわてんぼうなので、毎回なにかを忘れたり落としたりします。
この日は手袋を落としました。
【2009/08/26 09:59】 URL | ぽっか #-[ 編集]














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