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西穂高岳★★★(2日目 1of2)の続きです。


8:10 独標出発
 独標を下る。いきなり高度感がある急斜面を降りなければいけない。
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 ぽっか・・・いきまーーす!!
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 photo by 三脚マン


 慎重に支持場を確保しながら降りていく。
 緊張はするが、うみやまさん含め3人とも表情は明るい(明るかったような。。。)
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 せっぴが張り出す。
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 ピラミッドピークがみえる。
 気の抜けない道が続く。
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 photo by 三脚マン


 うみやま先生・・・・余裕じゃね?
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 photo by 三脚マン


 ピークが近づいてきた。
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 トラバースをさくっと過ぎれば・・・。
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 photo by 三脚マン


8:30 ピラミッドピーク着
 「さいこーー!!」  思わず叫ぶ。
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 photo by 三脚マン


 山頂はどこ???
 「あっち!!!」
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 photo by 三脚マン


 あんな尾根道を歩いてきたの?
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 ピラミッドピークより西穂高山頂をにらむ。
 あと少しだね!  励まし合う。
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 笠ヶ岳も見守っている。
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 独標過ぎるとどこからでも見える前穂と奥穂。
 かっこいーーっす!!
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 南面に乗鞍。 
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 んー、雲が増えてきたな。ってか、、随分歩いてきたなあ。
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 小休止して先に進む。
 おうちはどこ??
 「あっち!!」
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 photo by 三脚マン


 私は緊張のため、ふくらはぎの筋肉が疲れてきた。
 マイペースでゆっくり2人の後を追う。
 帰りの体力も十分に温存しておかねば・・である。
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 photo by 三脚マン


 "雪山は自分の脚だけが頼りだからね"
 昨晩カズさんがいってた言葉を思い出す。この言葉を骨身を持って
 思い知るのはもう少しあとの話。
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 ピラミッドピークを抜けると さほど怖い急斜面はないが、
 アイスバンのトラバースが続く。  
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 や・・前言撤回。 写真で見ると・・・こんなとこ登ってたんだ・・って感じの斜面ですな。
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 photo by 三脚マン


 日は影ってきたが、気温は-4℃近くまであがり、、ゴーグルをとっても
 痛くないほどになった。
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 山頂まであとちょっと。
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 photo by 三脚マン


 トラバースはかちかち。
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 photo by 三脚マン


 ここでカズさんの知り合いの方が 追い越していく。
 「カズさん&あこさんパーティはピラミッドピークで引き返す」と伝言してくれた。
 あこさんは今回はまだ雪山2回目。。なのにピラミッドピークまで登るなんて・・
 しかもちゃんとリスクみて引き返せるなんて・・・とても初心者とは
 思えない判断力だなあと思った。


 つーか・・鼻水がネックウォーマーについて・・・・凍ってるし!笑
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 photo by 三脚マン


 最後の登りをうんしょうんしょと登ると・・・
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9:40 西穂高岳 山頂着
 山頂だああーーー!
 ゴール。吠える。感動。  嬉しい。  久々感じる深い達成感だった。
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 3人で労う。
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 photo by 三脚マン



 ・・・からのーーー。
 3人が参加しているmixiのコミュニティの・・・・オリジナル手ぬぐい広げてポーズ。
 (なんとか 山岳会・・・っぽくないですか?)
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 photo by 三脚マン


 ・・・からのーーー。
 股おっぴろげ!
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 photo by 三脚マン


 ・・・からのーーー。
 うっきー!
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 photo by 三脚マン


 ・・・からのーー。
 ばんざーーい!
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 photo by 三脚マン



 あんな遠くから登ってきたのだね。この日は多くの登山者が登っていたが、
 山頂まであがった人は少ない。達成感に包まれる。
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 そらはウロコ雲のような雲が、早いスピードで流れていた。
 幻想的。
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 奥穂への縦走路。核心地域へ続く稜線。  ・・・トレースはない。
 自然に対する畏怖の念を感じる。
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 神々しい山々に手を合わせて祖母の無事を祈る。

 おかしを食べてお茶をして・・。うみやまさん、三脚マンさんありがとう。
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10:10 山頂発
 満足した!降りる!!!
 さあ・・降りが怖いよっ!
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 photo by 三脚マン



 「慎重にゆっくり行きましょう」と声を掛け合い、、歩き出す。
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 三脚マンさんに雪山の上手な歩き方を教えてもらう。
 「トラバースは山側の脚は山側エッジを立て気味で
  歩くといいですよ」
 との助言をもらう。

 頭では知っていた知識だったが、、私はいつのまにか 両足とも
 フラットフィッティングになっていたようだ。意識的に修正する。
 ん。歩きやすい。。。

 調子になって早歩きになる私。
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 photo by 三脚マン

 ここで油断。
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 photo by 三脚マン

 ピッケルのささらない氷のトラバース道で、
 サイドエッジをたてすぎた私の 山側の脚(左足)が
 氷を削って滑った。

 あっと思った次の瞬間。
 バランスを崩して・・・・転ぶ私。

 「やばいっ」


 ズザザザザ!!!
 ・・・と勢いよく滑り落ちていく身体。 


 滑落。


 制動しなければと次の瞬間思ったが、ピッケルが転んだ衝撃で手から離れて
 しまったことに気付く。


 うみやまさんの悲鳴が聞こえる・・・。


 走馬灯なんてものもなく夢中で身体にぶつかった岩にしがみつく。
 なんとか滑落は止った。

 
 幸いにも2m程度の滑落で済んだ。
 たまたま雪から岩が突き出していたが、岩がなかったら
 どこまで落ちていただろう。

 大惨事となっていたことだけは間違いない。

 

 岩から這い上がり、トラバースを抜けたところで、、、自己分析。
 すぐに修正しないと・・難路はまだ続くのだ。
  ・下山道という油断から早歩きになった。(踏み出し足のアイゼン安定しないまま体重移動した)
  ・サイドエッジを極端にたてすぎた。
  ・ピッケル刺さりにくいからと確保を手抜きした。
  ・初期制動できなかった(滑落するかもをイメージして歩いていなかった)
 
 助かったのは運だけど、滑落は油断と歩行技術の拙さだった。
 でも・・経験しないとわからないことでもあり・・ よい経験になったと今は思う。


 うみやまさん「もー、気をつけてくださいね。」
 私      「ホント、ご心配おかけして すみません。」
 うみやまさん「車の鍵 ぽっかさんが もってるんですからー。」

 私「・・・・は・・はい。」




 はてさて。
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 難所は続くよどこまでも。
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 まだまだ トラバースも急斜面もヤセ尾根歩きも続く。
 独標までは気が緩められない。
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 「頼れるのは自分の足だけ。」 先のカズさんの言葉をリフレイン。
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 最後まで気を抜かないぞ!
 びびって体制が崩れないように、気を入れて登る。
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 うろこ雲のようなすじ状の雲が太陽を覆う。
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 くだり気味のトラバース。 がに股歩きで降る。
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 photo by 三脚マン


 三脚マンさんのカメラ視線を感じると・・・ポーズを撮ってしまう。
 小学生かっ! 俺!!
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 photo by 三脚マン

 
 なぜか ぽっか・・・『choo choo train by EXILE』 ポーズ。
 うかれたって・・・いいじゃない・・・。 
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 photo by 三脚マン


 独標手前の(復路でみた場合)新雪がついた急登の降り。
 ここが一番 怖かったかな。谷にケツむけて降る。
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 photo by 三脚マン


11:27 独標到着
 独標まで戻る。
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 photo by 三脚マン
 
 ここで穂高連峰とはお別れ。
 寂しいけど、、また会いにきたいと思った。
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 独標のイワイワを降れば、あとは危険箇所がない。
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 photo by 三脚マン


 うみやまさんは「トイレに行きたい」と早足で下りていった。
 どうでもいいけど、余力ありすぎ!!
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 photo by 三脚マン


12:10 西穂高山荘着
 最後は尻セードで山荘へ突っ込む。
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 photo by 三脚マン

 スタートから約6時間半後、山荘に戻った。
 

 
12:30 西穂高山荘発
 カズさん&あこさんチームはピラミッドピークまでいったらしい。
 既に下山されていた。

 この後の計画には温泉入浴もあるので、私とうみやまさんチームは
 ここでテントの撤収ある三脚マンさんと別れて下山することにした。

 「またどこかの山で会いましょう!」
 単独山行にお邪魔して流れとはいえ同行させてしまっちゃった
 三脚マンさんに厚く感謝をして、小屋をあとにする。
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 photo by 三脚マン


 帰りはほとんどの斜面を尻セードで降りる。
 山荘から40分程度でロープウェイ乗り場に到着。
 登りに90分ぐらいかかったから1/3ぐらいのスピードで下山したことになる。
 早いのなんの。
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12:15 新穂高ロープウェイ山頂駅着
 ロープウェイでいっきに下る。
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 降りてすぐに、実家に電話。
 祖母の具合を尋ねる。

 奇跡的に回復し、半身麻痺状態らしいが 幸い一命をとりとめたらしい。
 「よかった。  あー。 よかった。 まだ死んでない。
  生きている。  よかった。」

 留守電を聞くと・・・1件の奇妙な留守番電話が入っていた。
 深夜。 おばあちゃんが意識をなくして病院で寝ている時間帯。
 無言で 弱弱しい息遣いだけが聞こえる。
 1分程度続いて電話はきれた。

 家のものに確認したが、、当然誰も電話はしていないという。
 不思議な留守番電話である。


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 下山後は、、楽しみにしていた新穂高温泉 佳留萱山荘へ。
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 ここは予ねてから入ってみたい温泉のひとつだった。
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 「温泉好きなら一生に一度は入っとけ」といっても・・・ 言い過ぎではない。

 この温泉・・・スケール感がすばらしい。  とにかく・・・広い。
 相変わらずの曇天で絶景が見渡せなかったが・・・
 そのスケールたるや・・これまで入った温泉の比ではない。
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 一応、混浴風呂であるが、開放感ありすぎるため、、女性は難しいと思う。
 うみやまさんは 勿論 入っていない。

 男性に生まれて良かったかも・・・と 本気で思いながら湯と風情を楽しむ。
 広い温泉の中間地点には天然水が飲用として流れており、
 奥の湯口は温泉の滝になっていた。豪快で贅沢だ。

 滝の左側には洞窟があり、入ると大きな提灯がかけてあった。





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 帰りは下界(岡谷の手前あたり)で焼肉を食べる。
 味はまあまあだが、安くて、、地元の人たちが 続々と
 はいってくる焼肉屋だった。

 鉄板が変わっている。
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 山の後の肉って神だな。。。。
 幸せな時間を過ごす。



 諏訪ICで休憩して・・・一路東京へ。
 小仏の渋滞もほとんどなく 23時頃には自宅についた。
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 またも充実の山行だった。
 同行のうみやまさんとバッタリ即席同行の三脚マンさんに改めて感謝しています。


<関連記事>

  三脚マンさん記事 『西穂高岳(2日目後編)歓喜の登頂

  うみやまさん記事 『♪西穂高岳♪(2009.2.21~2.22)②
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1日目のオレンジ色の夕焼けが雪にきれいです。
すごい 西穂高岳登頂なんて・・・。急斜面を上へ登るのはひたすら上を見てがんばれるかもしれないけど下りが私は怖いです。鈴鹿の山でさえだいぶ時間がかかった時もあります。でもいままであまり思いませんでしたが私も冬の西穂高山荘?丸山?独標?まででもいいので行きたいなと今回 どっぽさん 三脚マンさんのレポートを読んで思いました。写真もきれいですね。ぼっかさんの頑張りがおばあさんにも通じたのでしょうか?実家は遠いようですが 一度 会いに行ってあげてくださいね。
【2009/03/04 08:25】 URL | つくだに #-[ 編集]
つくだにさん!
コメントありがとうございます。
おかげさまで祖母は障害は抱えながらもみるみる
回復しておるようです。今月にでも見舞いに行こうと思います。
お気遣い戴きありがとうございます。

鈴鹿の山、、私も一度遠征して歩いてみたいです。
秋口がよいなあ・・と思っていたのですが、
つくだにさんの記事を拝見していると冬もなかなか素敵ですね。

独標まででも是非チャレンジされてください。
装備とアイゼン、ピッケルの基本歩行技術が身について
いらっしゃれば問題ないと思います。

ちなみに、、、天気に恵まれたので 私の記事には抜けていますが
特に独標以降の道のりは ガスると道間違いによる遭難を
おこしやすいそうです。<いわく カズさん 三脚マンさん
そんなリスクも考えなければいけないのだな・・と 体験して
気づかされました。
【2009/03/04 10:18】 URL | ぽっか #-[ 編集]
ブログ拝見しました。冬の西穂はきれいですね。しかし、凄いところですね。

私は岩を少々やっていますが、安全確保のない岩登りは怖くてできません。まさに冬の西穂がそんな感じで、私にはとても行けません(雪山経験もありませんので)。ただ、「やばい」山行は個人的には大好きです。このようなすごい経験ができて羨ましく思います。

雪が積もっていると、安全確保の方法がとても難しくなりますね。せいぜいコンテ(ロープを結び合って歩く運命共同体)で行くぐらいでしょうか。

それにしても、滑落が途中で止まってなによりです。これからも安全に気をつけて、楽しいブログを製作してください。
【2009/03/04 20:33】 URL | うりう #-[ 編集]
私はこの1週間後に独標まで行きました。
その先はこんな世界なのですね!!
私にはまだまだ行けそうにないです。。

三脚マンさんの不思議?な魅力もよく伝わってきます。

滑落はすぐに止まって良かったですね。
【2009/03/04 22:40】 URL | しょもも #-[ 編集]
>うりうさん
はい、滑落の話を書くことは 実はとても情けなく
恥ずかしいことではあるんです。
でも事実だし、自戒として あえて記事に書きました。
これからも気をつけて、山遊びを続けようと思います。

雪山にもいろいろありまして、私がチャレンジした
この時のコンディションに限って書けば、
確実にピックを刺して、確実に支持を作って
確実にスパイクすれば進めるコースだと思います。

なんか、最近 私も皆さんも刺激しあって、、時に共有しあって、、
楽しいですね。30代に入って山登りが楽しいって
素直に思えます。




>しょももさん
私は漫画「岳」が好きですが、
三脚マンさんは岳のような なんか人を勇気付ける
人柄持っている魅力ある方だなあと思いました。

・・と見てないのをいいことに好きに賞賛してみる。

【2009/03/04 23:17】 URL | ぽっか #-[ 編集]
驚きました!
いつの間に?
ブログ開設、おめでとうございます。

西穂、怖かったですけど、楽しかったですね。
たぶん、一気に雪山の多くを学んだんじゃないかと思います。
ご一緒できて、とても楽しかったです。

↑、見ちゃいましたよ!
賞賛?
私はそんなにたいした人じゃないですよ。
【2009/03/12 22:11】 URL | 三脚マン #g/nRQW6s[ 編集]
三脚マンさん。
コメント、ありがとうございます!

やー、人に見せれるほど おもしろい記事ではないのですが、
mixi日記だと写真が残せないのでブログに移そうと
思ってるんです。
(山記事を仲間に報告するにもmixiだと会員前提ですから)

開設・・だなんて すごいもんじゃないですよ。笑


賞賛です! 
だって・・・悪口は書けないですから。

・・・っていうか、皆さんそれぞれ個性はございますが、
三脚マンさんって空気を柔らかくするのが うまい方だなあ
と思いました。  また一緒に歩きたいです!歩きましょう!
【2009/03/14 21:43】 URL | ぽっか #-[ 編集]














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