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プロジェクト始動
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・2008年8月2日 自宅にて
 帰宅してテレビをつけると「アメトーク」という番組がやっていた。
 この日は自転車芸人の日。
 http://youtubeowaraitv.blog32.fc2.com/blog-entry-82.html
 自転車など あまり興味がなかったが、、見ているうちにサイクリングに行きたくなった。
 その「サイクリングに行きたい」との思いは翌朝起きても変わらなくって、
 逆に日に日に頭の中で思いが膨らんでいった。

 数日後、行動に移した。
 何人かの友人にメールで企画草案を流す。 

 ”本州の広島と四国の愛媛をつなぐ 自転車乗りの聖地的なサイクリングコース・・・
  しまなみ海道にサイクリングに行きたいんだけど。”

 そのアイデアを前向きに受け止めてくれる友人と意見交換しているうちにアイデアが膨らむ。
 広島にいる親友N君夫婦を巻き込み、、BBQしたらおもしろいかも。
 尾道で尾道ラーメン食べたらおもしろいかも。
 広島の夜はお好み焼きだよな。
 アイデアっていっても主に食い物ばかりですが。。

 アイデアが加速度的に膨らんでいった。


 ・2008年8月26日 新宿の某居酒屋にて。企画から計画へ。
 メンバーが確定した。メンバーは・・・以下の7名。
 顔合せを兼ねて、東京組だけで新宿に集合し呑み会をして、具体的なプランを練っていく。
 企画がいつのまにやら計画となった。

  元ハンド部、親友 N君          ・・(男)広島在住
             N君の奥さん     ・・(女)広島在住
  ハイキング仲間  Yさん         ・・(男)カープファン
  ハイキング仲間  Dちゃん        ・・(男)スポーツマン
  親戚         Oさん         ・・(男)自転車 手練
  親友         F田君         ・・(男)特になし

 Oさんは自転車乗りである。この中で一番サイクリングの経験があるし、自転車に詳しい。
 自転車に取組む姿勢の甘い我々の姿勢を厳しく?指摘するOさんのことを、
 いつしか 「軍曹」と陰口するものがちらほらとあらわれはじめる。

 ・2008年9月1日 試走
 慣れない自転車の旅なので、多摩川沿いをロードバイクで試走してみる。
 「結構長時間ロードに乗ると腰が痛くなるぞ」とF田君にメールするが
 ノーリアクション。 F田の取組み方が不安になる。

 ・2008年9月7日 Yさんとサイクリングショップへ
 Yさんと新宿東口で待合せしサイクリングショップへも行ったっけ。

 その日は たまたまコロンをたたいていて、ちょっとだけお洒落な格好をして出かけていた俺。
 「いつもYさんにいつもいろいろ頂いているお返しに・・・」とおいしいケーキを持参。

 待合せ場所につき、Yさんを見つける。
 あまり男性に贈り物をする機会がないので、ちょっと照れ笑いを浮かべながら

 「はい。これ。」

 ・・・と かわいい袋に入ったケーキを手渡す。
  肩を並べて新宿の自転車屋に向かって歩く私とYさん。。。
 おい、待てよ。 そこは昼下がりの恋人達の待合せスポット。
 これは 見ようによっては ・・・ ゲイのカップルに見えないか??

 ・2008年9月12日 しおり完成
 停滞していたしおり作成も 気合で前日に完成させた。
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 仕事・・? ええ、勿論してますとも。

 ・そして・・・・2008年9月13日。
 プロジェクトは始動した。それは・・・・・、

 「しまなみ海道縦断サイクリング プロジェクト」

                         である。


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2008年9月13日(土) 晴れ
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9月の3連休を使って、しまなみ海道縦断サイクリングに挑戦してきた。
 1日目:広島へ移動。広島観光。
 2日目:愛媛へ移動。レンタサイクルを借りて、縦断サイクリング開始。
      途中の島でキャンプ。夜はBBQ。
 3日目:広島は尾道まで縦断サイクリング。東京にUターン。


8:00 広島駅に到着
 初日は移動と観光の日。広島に移動して観光をするのだ。
 なにげに人生初の広島である。

 私は深夜バスで夜のうちに東京から広島へ移動。
 朝8時に広島駅に到着した。
 天気は快晴。外は暑いが東京のような蒸し暑い感じはなかった。
 ほどなく、新幹線で朝に東京を起った YさんとF田と合流する。
 広島に住んでいるN夫婦とも合流する。
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10:00 広島市民球場 到着
 この日はN夫婦の案内のもと、広島観光をする予定となっていた。
 さっそく皆と合流し最初の目的地、広島市民球場へむかった。
 広島市民球場はご存知の通り、広島東洋カープの本拠地であるが、
 老朽化のため今年でその長年の役目を終えることになっていた。
 そのため、最後に一目 歴史ある市民球場をみやろうと、ちょっとした観光地になっているのだ。

 地下道からアプローチしていったのだが、地下道の出口が思いもよらぬことに広島市民球場の
 真ん前だった。思わず歓声をあげる私。 これが・・歴史ある市民球場なのね。
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 なんていうか、街中に窮屈な感じで存在しているのである。
 神宮や横浜市民球場のようなものを想像していたので、ちょっと驚いた。
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 積年のカープファンYさんが 興奮を隠している様がみてとれた。

 球場は予想通り外観しか見ることができず、グラウンド内に入場することはできなかった。
 当日は ちびっ子のためのイベントが開催されていたが、残念ながらイベントチケットのない
 一般の入場はできない。

 心残りあるけれど 球場の外観だけの写真を撮って次の観光地へ移動することになった。
 

 あまり野球に興味のないN夫婦とF田は せっかちにも 次の原爆ドームへと歩を進めて
 歩き出していた。

 
 私は先に進む彼らを目で追いながらも、、、せっかくの広島カープのYさんのためにもと思い、
 「なにか 球場の敷地内に撮影のネタになりそうなものはないものか?」と、球場の周辺を
 歩いて探してみた。

 外野側の方にまわりこむと、ポール脇にある搬入ゲートがイベント準備の搬入のために
 少しだけ開いているのに気が付いた。わずかな隙間ではあるがそこから球場内が見えた。

 思わず、「あっ! Yさん Yさん!」 とYさんを手招きで呼んだ。
 Yさんは 私の呼び声に気づき、同じように隙間の存在にきづいてくれた。
 と・・・次の瞬間。Yさんは、、その搬入ゲートに吸い込まれるように無言で近づいて歩き出す。
 そして、搬入作業をしている球場関係者に声をかけた。

 「ちょっとだけ、グラウンドの写真を撮らせてもらえないですか?」

 関係者に交渉しているようだ。
 いつになく 積極的 なYさんに私は驚いた。
 どうせ無理だろうと、、、離れて見守っていた私だったが、、
 Yさんのその熱意が伝わったのか?なんと、、、「少しだけなら・・」と特別に撮影許可がでた。

 Yさんの背中が興奮で震えているようにみえた。無理もない。小学時代からカープ一筋だという。。
 Yさんにとってここは単なる球場ではなく、、、、聖地なのだ。
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 私はそんなYさんに駆寄りすかさず・・・ 「ありがとうございます」 とスタッフに一礼し、、
  ”便乗した。”
 いや、、ほら俺だって赤へル黄金時代はカープ帽を被ってたわけで・・。
 山本、衣笠、北別府、大野、正田、津田、、思い出の選手もたくさんいるしー。
 ファミスタでは正田にはとにかくバントばかりさせていたっけ。
 彼の仕事はいつだって完璧だったのだ。広島の正田、巨人の篠塚のような職人的ヒーロー?
 にあこがれて中学時代はセカンドのポジションを志望したものである。

 そんな便乗男の私に「おめーは関係ねーだろっ」と突っ込む心の余裕もないほど、、
 無心で写真を撮るYさん。 そう、、既にYさんの脳内はカープ一色。
 全神経を球場に集中させているのである。

 30秒もたたないぐらいで 「はい、そろそろ締めますよ~。出てくださーい。」
 と球場関係者の声がかかる。
 そう・・・・あくまでこれは特別なはからい、サービスなのである。

 感激中のYさんが
 「30年来のカープファンですけど、東京に住んでて、ようやくこの地にこれたんですよ!」
 と・・熱い気持ちを伝えていた。

 その言葉に心を討たれたとでもいうのだろうか・・・。

 この直後・・・・奇跡が起きた。
 いや・・・・Yさんが奇跡を起したという言い方が正しいだろう。

 球場関係者 「写真撮ってあげましょうか?」 

 なんと・・・締め出すどころか、、球場をバックにして写真撮影をしてくれるというのだ。
 Yさんの感動の言葉が球場関係者の心を動かしたのだ。
 Yさんは憧れの広島市民球場のグラウンドをバックに写真を撮った。
 (こんなん普通 ファンであっても なかなかできないんですよ!)

 私はその光景をみて、いても立ってもいられず・・・

 ”便乗した”

 さも、自分も積年のカープファンなのよ風の顔をして。
 ちなみにN夫婦の奥さんも・・「私も!私もっ!」  っと。。。 ”便乗した。”

 カープファンでも夫婦でもない我々2人はずうずうしくも並んで球場バックに写真を撮ってもらった。
 「さようなら広島市民球場・・」
 撮影直後、球場関係者は私とN嫁が偽カープファンであることに気付いたらしく、
 追い立てられるように外に出され、そしてゲートは固く閉ざされたのであった。

 ちっ・・・・・ばれたかっ。

 締め出されてからも 余韻に浸るYさんは さっき撮った写真をプレビューして一言こういった。

  「ぽっかさん達の写真の方が、、俺の写真より ずっと きれいに写っている・・・・・・・。」

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10:30 原爆ドーム 到着
 原爆ドームに移動した。 お決まりの観光スポットである。

 何度か訪れているN夫妻は原爆ドームを素通り。
 なんとなく広島に来ちゃったF田は素通り。(こいつが一番問題児だと思う)
 Yさんも広島球場に立てた余韻覚めやらず素通り。
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 私 「ってか・・・。  ・・ってかさっ・・・・。
     おまえら、ちょっと待てええぇ!
     世界遺産を素通りするなあぁぁ!!」


 仮にも世界遺産である。
 広島の、、日本の悲しみと平和の象徴である。
 それを素通りとは。 
 俺は嘆かわしくなり、、4人を軽く説教した。

 平和記念公園を見学して、平和記念資料館へ。
 より多くの人が訪れられるようにとの配慮なのだろう。資料館は50円で入場できた。
 教科書やテレビで目にしてきたけど・・実際の資料を見るとまた感じ取るものが違うものだ。
 資料館を出た直後は 皆ちょっとだけ口数が少なくなったように思う。
 入場時に お好み焼きのことばかり考えていた自分に こっそり反省する。
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12:00 広島焼き 『三八』 到着
 しおりの行程通りにイベントが進み、、続いてはいよいよお好み焼きである。

 三八という店でお好み焼きを食べた。
 ここ三八は 事前にYさんに調べて戴いた Yさんおすすめの店である。

 店はちょっとメインの通りから外れた路地にあった。
 持返りのお好み焼きを受取にきた客やら、 並ぶ客やら、 絶え間なく客が訪れ
 人気のほどが伺える。 客のほとんどは地元の人といった感じ。
 ん、さすがYさん。いい店を選択してくれました。 こういう 本当に地元の人が食べている店に
 いってこそ、、本物が食べられるというもの。
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 お好み焼きは奥の厨房でなく、のれんをくぐってすぐの部屋で作られていた。
 大きい鉄板のテーブルを3~4名のおばちゃんが囲みお好み焼きを作っている。
 はっきりいって清潔感はない。
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 キャベツ、焼きソバがおばちゃんの目分量で豪快に盛られる。
 形がくずれても、具がこぼれてもおかまいなし。。適当にそれらしい形に調整されなが
 お好み焼きが出来上がっている。
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 果たして味は・・・・・・?。
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 大変おいしかった。

 今まで食べたことがない味だった。
 かすかなニンニク風味がまたよい。

 野菜はキャベツだけだし、シーフードやらなにやら豪華な具も入っていないシンプルな
 お好み焼きであるのに、うまい。 タマゴの黄身もうまいぐあいに絡みつく。
 あんなに大雑把に作られたのに、味の調和が繊細且つ厳密に守られているのが不思議だ。

14:30 宮島 到着
 お好み焼きを食べおえたら、、次の観光地へ移動。
 電車で安芸に移動し、宮島に行くことになった。
 N夫婦の案内されるがままに渡船に乗せられ・・・・初めて宮島が島にあることを知った。
 だから、、、宮島・・・島がつくのね。

 こっそり、YさんとF田に「島だって知ってた?」と聞いたら、
 ふたりとも「知らなかった」と言っていた。非常識な3人である。
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 渡船から見える景色は・・牡蠣の養殖場。
 さすが広島。
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 宮島では、犬みたいに人間馴れした鹿が多かった。 奈良の鹿もこんな感じなんだろうか。
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 厳島神社の風景は潮が引いているため、何かテレビでみるイメージと違った。
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 一通り観光を終えた後はスイーツ。
 事前に調査していた 最近評判だという 「揚げもみじまんじゅう」を食べた。
 うまい。。。 おすすめする。紅葉堂という土産物屋にある。
 どこかで食べたような・・と思ったら、浅草のあげまんじゅうと同じ味だった。
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19:00 居酒屋 到着 &宴会開始
 宮島を出たら雨が降り出し、またたくまに豪雨になった。
 渡船も我々が戻ったところで運行中止に。

 一足遅かったら宮島に取り残され・・この後の予定を見直さなければいけないとこだった。危ない。

 この日は神がかり的なタイミングでうまく事が進んだ。

 夜は広島市に戻り、「ばくだん屋」という名物店で名物の広島風つけ麺を食べた。
 私は辛味噌ラーメンを注文した。味はまあまあ。
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 食べまくっているが、、、、さきほどラーメン食べたにもかかわらず、、居酒屋に移動し宴会開始。
 居酒屋はお好み焼きや鉄板焼き料理を楽しめる店。 変り種のお好み焼きを注文し、、
 これはこれで・・・おいしいねと ばくばく食べる。
 旧友との再会、新しい友との交友。  酒も入り、会話もはずむ。楽しいひとときであった。
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 夜はN夫婦の自宅に泊めてもらうことに。
 ライブDVDを見ながら F田は「レミオロメンの音楽DVDが見たい!」
 とわがままいい、、、、ちょっと待ってと 優しいN君がレミオロメンにチャネルを合せて
 数十秒後にF田を振り返ると、、、、既に死んでいた。

 ・・・・殴ってやろうかと思った。

 寝ているF田は酒のせいか身体が薄紫色に変色していた。
 「気持ちわるいねー」・・・ とN奥さんと共に 寝ているF田をなじりながら、
 「おいっ! おきろ!」
 と・・・寝ているF田を乱暴に起こし、ソファーから布団に移動させる。

0時 就寝
 明日はいよいよ本番。残る2人の仲間と合流し、いよいよ縦断サイクリングが始まるのだ。
 5時に起きて愛媛県今治市に移動しなければいけない。 起きれるかな??
 時刻は0時を回っている。 ゆっくり休むぞ・・・・と、布団にもぐった。

 数分後・・・・・・・・。


 F田「ぐごー、、ぐごー。。。。」







 F田よ・・。 ・・今すぐ その口を塞いでやろうか。
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