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<日時>
 2006年8月8日(火)晴れ

<行先>
 鳥海山(秋田・山形県) 日本百名山

<アプローチ>
 車:実家→鉾立登山口 約3時間

<人数>
 単独

<コース>
 鉾立登山口→賽の河原→七五三掛→鳥海山頂上→行者岳
  予定総歩行時間 約9h
  実績総歩行時間 約9h (休憩時間除く)

<内容>
 宮城の実家から片道3時間で車をぶっとばし、鳥海山へ。
 今回は日本海側からピストン。

 登山口近辺に近づくとカーブ標識の上にちょこんと止まる絶滅危惧種のイヌワシを見かけた。
 鳶と比べてでかい。

7:10 鉾立登山口出発
 眠い目をこすり鉾立登山口を出発しちょっと高度をあげると
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 庄内平野と日本海のグラデーションが目にとびこんでくる。
 早くも今日の登山への期待が高まる。
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 遠く山頂が見える。  あんなに歩くのか。 昨日の早池峰に続き連日の登山。
 いけるのか??
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 山道は花と鳥と虫に囲まれる。チングルマがあちこちで群生している。
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 青と緑が濃い。 
 海が近いこともあるのか?ギラギラした太陽がジリジリと山の緑を照らす。
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 ところどころに残る雪渓。
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 しばらく歩くと ゴロゴロした岩がころがる平地にでる。
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8:15 賽の河原到着
 賽の河原だ。
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 しばし休憩。 ニッコウキスゲをみつける。
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 おまえの季節だね。生き生き咲いている。
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 少し登って振り向くと、、水平線が水色にきれいな線を描いているのがみえる。
 海を背に歩くのって珍しいかも。 なんて気持ちよさだろう、鳥海山。
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 しばらく登り高度をあげると きれいな鳥海湖が姿を現す。
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 残雪が付き、その先には日本海が見える。
 地元の人の話によれば、湖面が半凍する6月頃が最も美しいのだそうだ。
 鳥海湖

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 さて、若干 ピークが近づいたようにみえるが、、まだまだ 遠い山頂。
 一歩一歩ゆっくり歩みを進める。
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 振り返り歩いて来た道を確かめる。
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 しばらく行くと、、テンションの高い おばちゃんに話し掛けられる。

  おばちゃん 「これ知ってます? チョウカイフスマなのよ!やっとみつけたのよ!」
  私      「チョウカイフスマ??」

 チョウカイフスマは鳥海山の固有種で珍しい花なのだ。
 おばちゃんのいうとおり、後にも先にも そこにしか咲いてなかった。
 おばちゃんがいなかったら気づかなかったよ。ありがとう!
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 賑やかなおばちゃんはいたが、 この日は登山者も 少なく
 ほとんど1人で静かな山歩きを楽しむことができた。
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 ここで、、、カメラのバッテリーが切れる。 連日の登山で充電が間に合わなかったのだ。
 これから雪渓なのに。。。  
 

 痛恨!!


 バッテリーが続く限りケータイで撮っていくことに。(でも雪渓は撮りそびれる)
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大物忌神社着(時間記録なし)
 冷蔵庫のように涼しい雪渓を歩き、 大物忌神社へ到着。

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 水計画を失敗した。
 1.5Lぐらいしか持っていなかったが、暑さと水場の少なさ(頂上まで水場なし)から 水が尽きていた。

 山頂の山小屋の水は・・・高かった。水 350mlで 500円もする。
 350ml×2=1000円を購入する。
 水に1000円。  

 南アルプス登っててもここまではなかったな。
 ちょっと・・やるせない出費だが・・。  
 下界からボッカしているんだからしょうがないか・・・。

 と自分を慰めつつ、ペットボトルのラベルを見た。
 氷河水・・・。 見慣れない名前だなあ。

 水を飲みながら山小屋の裏に回る。
 と・・・そこには信じられない光景が。
 なんと・・・・そこに・・水場があったのだ。

 な・・・・なにをおおおーーー!!

 水場があるのに、、、ミネラルウォーターを350ml 500円で売るのか???

 ま・・・まああね。

 ほら、この水は下界から汲んできた水だよ。
 ここの水とは違うのさ。


 水場は雪渓の直下にあり、どうやら雪解け水のようだ。


 ん!?  
 ま・・・待てよ!?

 私は急いでさっき飲み干した水のペットボトルラベルをみる。
 そこには 氷河水というラベル。 製造元の標記には堂々と大物忌神社・・とある。


 つまりだ・・・信じられないことに・・・。
 小屋裏に流れる雪解け水をパッキングして、、、500円で売りつけているのだ。


 この山小屋の商売の美味さにむかつく・・。
 ま・・・悪評は 噂で聞いてましたが・・。


 山頂小屋(=大物忌神社のことね)付近に荷物をデポして、
 山頂に登る。
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 ピークまでは岩場を20分ほどがしがしと。
 3点支持で登らないと転落するような岩場だった。
 岩場を登り終えると、洞穴のような 岩と岩とに挟まれたところをくぐり、、
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 たたみ一畳ほどの ピークに立つことができた。
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 これまで何時間も登ってきた道と 山頂付近の表情が全く違うので
 そのギャップに驚いた。  おもしろいピークである。


 ピークは自分の鼓動が うるさく感じるほどの静寂。
 山頂に私1人。 大きく深呼吸をする。 気持ちがよい。

 しばらくすると、若者1人が登ってきた。
 私と顔を見合わせ 互いに「ずいぶんシンプル(なピーク)ですよね。」 
 挨拶より そんな感想を交わし笑った。

 ほんと、すごくシンプルで静かな山頂だった。

 また山頂から山小屋(神社)へと戻る道はルートが違い、
 また別の洞窟のような通路をくぐることになる。
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 「胎内くぐり」という名の狭い道をくぐる。 ここをくぐると安産できるそうだ。
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 ※そうそう、どうでもいい思い出だけど 山頂あたりに「世界が平和でありますように」という
  文言が いろんな岩に書いてあった。 そういう意味ではちょっとアレな山ではある。




下山開始(時間記録なし)
 ほぼコースタイム通りにこれたので、冒険心から行きと違う尾根道をとおって下山することにした。
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 上空散歩といった感じで気持ちがよい。
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 行きの雪渓と違う表情。 
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登山口到着(時間記録なし)
 コースタイムとおり下山することができた。

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下山後は日本海に沈む夕陽を眺めることに。

三崎海岸というところで 真っ赤な夕日を見る。
「夕日があたりまえに夕日に見えるんだよ」
と東京の友人に報告したら、その表現がおもしろいと彼女は笑っていた。
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夕陽が沈んだら、まんまるお月様が最上平野に顔をのぞかせていた。
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 翌日に台風接近の恐れがあり 泊まりをやめて日帰りとしたが、、
 本来は泊まりでゆっくり楽しむことをおすすめする。 いい山だから。
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水がなくなると、それはそれはキツイですよね~。
しかし、裏手に水場とは・・・。
ウケます(笑)

【2009/05/21 02:22】 URL | 三脚マン #mQop/nM.[ 編集]
>三脚マンさん
あれは確信犯ですよ。確かに地図に記載なく、みな 「なんだ あるんじゃん」なリアクションでしたからね。そういう意味でも鳥海は忘れられない山です。(笑)

atsuさんのレポにあるよな残雪期に私も行ってみたいです。

しかし遠いですよね。
【2009/05/21 08:45】 URL | ぽっか #-[ 編集]














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